研究センターでは、国内外の技術者の人材育成をはじめ、一般の方を対象とした見学会を行っています。
研修・見学内容
- 3次元VR(バーチャルリアリティ)技術を用いた映像による研修
- 3次元床免震装置、3000m深部地震動観測、3次元永久磁石地震波振動台など
会議・演習室
会議・演習室では、370インチ大型スクリーン(1式)と120インチスクリーン(2式)を完備し、ワークショップや研修、デモンストレーションなどを行うことができます。また、通訳室も完備し、国際会議において同時通訳を行う環境が整っています。
施設見学
JNESでは、アジアを中心とした原子力新興国を対象に耐震安全研修を実施しています。同研修の一環として、研究センターでは、3次元VR(バーチャルリアリティ)を用いた研修、柏崎市・刈羽村への表敬訪問、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の見学などの面でサポートしています。
3次元VR(バーチャルリアリティ)
JNESでは、3次元VR(バーチャルリアリティ)技術を用いて創出した原子力発電所の仮想空間を、ウォークダウン※による巡視等の仮想体験ができる映像システムを導入しています。下記3テーマの構成要素を研修目的に応じて組み合わせ、会議・演習室の370インチ大型スクリーンとハイビジョンの4倍の解像度をもつウルトラハイビジョンプロジェクタを用いた超高精細の映像で、現場での知見習得に準じた質感・量感を伴った研修を実施することができます。
3次元VR(バーチャルリアリティ)のテーマ
テーマⅠ 地震時の原子力発電所のふるまいと健全性確認
テーマⅡ 地震後の原子力発電所の巡視点検と検査
テーマⅢ 地震後の機器の健全性確認と対策の実施
※現場への立入りや聞取りなどによる現場実態調査