平成26年度のPBLは、6テーマを実施しました。 |
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①実用的な電子回路プリント基板の設計と回路製作
大きさ150mm×100mm程度のプリント基板で作成できる実用的な生体計測用の電子回路のアイディアを考え設計し、ブレッドボ
ード上で動作確認を行う。次にその回路専用のプリント基板を設計・作成する。最後に実際にプリント基板上に部品を実装し動作確認と
実用性の評価を行う。
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プリント基板のCADデータ
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プリント基板実装作業
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試作回路の動作確認
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実装済みのプリント基板
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②災害時の活用を目的とした小型水力発電システムの開発
災害発生時に小型水車を用水路へ取り付け、発電した電力を緊急対応や復旧作業に利用するシステムの開発を行う。
水車及び電力変換装置の設計、試作及び実験については、柏崎工業高等学校の電気科(防災エンジニアコース)及び地域の関係者
と協同で進める。ボード上で動作確認を行う。次にその回路専用のプリント基板を設計・作成する。最後に実際にプリント基板上に部品を
実装し動作確認と実用性の評価を行う。
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柏崎市工業高校 電気科防災エンジニアコース3年生8名の生徒と合同で勉強会を実施
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台上実験
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野田地区での実証実験
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③地域活性化に役立つITビジネスプランの立案
我が国は、地方小都市の衰退が社会の問題となっており、その活性化としてさまざまな取り組みが行われてきている。近年は、若年層、
特に学生からアイディアを募る例が見受けられる。申請者は、平成24、25年度と、地域活性化企画の立案をPBL実習のテーマとして
取り上げた。本年度は「ITビジネスプラン」に絞って同様の取り組みを行わせる。
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④本学食堂排水からのn-ヘキサン抽出物質排出量の実態把握とその低減化対策の提案
本学排水の自主検査において、n-ヘキサン抽出物質濃度が何度か排水基準をオーバーしている。
この原因として学生食堂排水中の油分が考えられ、それまで年2回程度であったグリストラップの清掃が年6回行われている。
しかし、食堂排水からのn-ヘキサン抽出物質量がどの程度あり、また、現在のグリストラップの有効性などについての客観的データが不足して
いる。本実習ではn-ヘキサン抽出物質排出量の実態を把握するとともにグリストラップの有効性を検証し、最終排出水中のn-ヘキサン抽
出物質濃度の低減化対策の提案を目指すことを目的とする。
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食堂排水の取水作業①
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食堂排水の取水作業②
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取水した食堂排水を分析
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⑤デザイン性に優れた防風フェンスの提案と効果の検証
海岸などに設置される防風フェンスとして一般的に用いられている金属製の孔あき板は、塩害等への耐久性に劣る、眺望を阻害する等の
問題点を有する。本実習では、これらの欠点を解消するデザイン性に優れた防風フェンスの形状を学生が提案し、その防風効果を、風洞
実験を行って検証する。
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防風フェンスの現状調査
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新しい防風フェンスをデザイン
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新しい防風フェンスの製作①
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新しい防風フェンスの製作②
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防風フェンスの風洞実験
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風洞実験で防風効果を検証
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⑥自律移動ロボットを用いた教材の企画・開発
自律移動ロボットを作成するための学習教材の企画、開発を行う。
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