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ACADEMIC RESEARCH

研究に関するインタビュー

TOP > 研究に関するインタビュー > 電力・エネルギー研究室 今田 剛 教授

今田 剛教授

電子情報学系電力・エネルギー研究室

今田 剛教授

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パルス大電力技術を有害物の処理に利用、安全で確実な環境に優しい処理を実現

研究の内容を教えてください

研究の内容を教えてください。

 電気エネルギーをいかに無駄なく使うかをテーマに、「パルス大電力技術を活用し地球環境改善に貢献する研究」を行っています。電力・エネルギー研究というと、太陽光発電や風力発電に目を向けてしまいがちですが、それだけの電力では現状の社会は維持できないのも事実です。電気を使う側の工夫もまた必要なことであり、そこに対応した研究です。

具体的にはどのように活用されるのですか?

具体的にはどのように活用されるのですか?

 今までの常識ではできないことが、簡単にできるようになるのがパルス大電力の魅力です。パルスには「一瞬」という意味があります。例えば、1Wの豆電球を3秒つけるのも、3Wの豆電球を1秒つけるのも同じ電力量です。ということは、このわずかな電力量をナノ秒の時間まで圧縮すれば、発電所並みの大電力を発生できます。さまざまな分野での活用が期待されますが、私の研究室では、水環境への活用を研究しています。薬剤や触媒を使わず、しかも効率よく水中の微生物を処理する技術を向上させています。

学生は卒業後、そのような分野で活躍されていますか?

学生は卒業後、そのような分野で活躍されていますか?

 電機メーカーや電力会社への就職、あるいは研究を進めるため大学院に進学します。大学院で深い専門知識を身に付け、エンジンメーカーやプラント会社で、排ガス処理や水環境を追究する研究開発部門で研究者として活躍する人もいます。

時代が必要としている研究内容ですが、どのような人が向いていますか?

 既存概念にとらわれない人が合っていると思います。研究を進めるためには、新しい発想が生まれなければいけません。今まで出会った学生を見ていると、遊び心があり、いろいろな経験をしている学生は、面白い発想をします。アクティブに行動できる学生が増えるといいと思います。

受験生の皆さんへ  勉強は暗記することではありません。数学であれば、なぜこの式を使うのか、これは物理や技術の現象に応用できるかもしれないと気づくことが大事です。疑問や気づきを大事にしてください。また、何事も答えはひとつじゃないことを知ってほしい。あるいは答えがないこともあり、答えがないことを解明するのが研究です。一緒に取り組める日を楽しみにしています。
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