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ACADEMIC RESEARCH

研究に関するインタビュー

TOP > 研究に関するインタビュー > 生体情報研究室 村上 肇 教授

村上 肇 教授

機械システム学系生体情報研究室

村上 肇教授

MURAKAMI Hajime

人の動きと機械を計測し、人間と機械の優しい関係を構築します

人間機械系研究とはどのような学問ですか

どのような研究をしていますか?

 自動車を例にすると、機械が上手く動くために人間が上手く操作しなければいけません。自動運転だとしても、人間がスイッチを操作する必要があるように、人間と機械をひとつのまとまりとして考えていこうという研究です。機械の性能が上がっても、人間の操作がうまく行かなければ100%の性能を引き出すことはできません。障がい者を対象にした福祉工学を発展させ、誰にでも使いやすい機械を目指す分野です。

研究室の魅力を教えてください。

研究室の魅力を教えてください。

 工学でありながら、医学分野も広く学び、人間相手の研究をしているところが魅力です。卒業研究は、研究者と被験者という立場の2人1組で行うのですが、人間を対象にしているので、人と接する面白さもあります。授業では一方的に話すだけですが、研究は教員と学生のキャッチボール。学生の見解が正しい時もあり、お互いがパートナーとして、ひとつの目標に向かっているという面白さを感じてもらえる研究室だと思います。

学生に期待していることはありますか?

学生に期待していることはありますか?

 人間の関わる分野ですから、人に興味のある、人に好きになってもらえるような学生に来てほしいと思います。機械の性能を生かすために、障がいを持つ方の役に立ちたいと思っても、警戒されては十分な情報を聞くことができなくなってしまいます。積極的に働きかけるというより、他人への関心を持ち続け、どうしたら役に立てるだろうと考え続けられる学生を待っています。

卒業後はどんな分野で活躍できますか?

 メーカーや医療機器販売など様々な企業に就職しています。ここで学んだことを生かせば、工場のラインで作業していても、製品を使う人へ思いを寄せることもできるし、作る側の立場で人間がどういう時にミスをしてしまうかという知識があることで、原因を探り効率良く動かすこともできるはずです。

受験生の皆さんへ  高校生の皆さんは、機械工学、建築学、材料化学など分野ごとに境界線を引いて工学を捉えてしまうのではないでしょうか。メカトロニクスという機械と電子を合わせた分野があるように、工学の世界では様々な専門分野が重なり合っていることに、学びの中で気が付いてほしいと思っています。学年を追うごとに専門性を高めていく新潟工科大学のシステムは、目指したい専門分野にも関わってくる、幅広い分野を学ぶことができる良いシステムです。
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