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学長挨拶

学長挨拶
未来の扉をたたこう! 夢を実現したいと思っている皆さんへ

新潟工科大学へようこそ!
 新潟工科大学は地元の企業の人たちが中心となって、「ものづくり」にかけた熱い想いのもと柏崎の地に誕生(1995年4月)しました。「ものづくり」や「もの」とは何でしょう。その答えが分からないとしても、「知識基盤社会」とか「技術基盤社会」だと言われる時代の中で「ものづくり」を支えるもの、それが「工学」であることは間違いなく、「工学」を学ぶことの面白さを新潟工科大学は皆さんと一緒になって体験したいと思っています。

 それでは「工学」とは一体何なのでしょう。その答えのヒントは工学の「工」の文字の形の中に現れていると思います。つまり「工」には「基礎科学(下の横棒)と社会(上の横棒)との架け橋(上下の横棒を繋ぐ縦の棒)たれ」という意味が込められていると言われています。工学は、基礎科学の中でも理数系(数学、物理、化学など)の知見に重きをなすことが多く、自然科学の一つであると言われることが度々です。基礎科学の知見に、社会で役立つ「もの」や「こと」とは何かを真摯に考えるという一種の哲学(自然科学以外の社会科学や人文科学など)を加えて、最終的には具体的な方法としての「技術」を創りあげること、それが工学であると言えるのではないでしょうか。

 新潟工科大学はしたがって、社会で役立つ「もの」や「こと」を創るために必要な科学と技術を学び、さらに研究するところ(「学問の府」)ということになると思います。新潟工科大学のシンボルマークを眺めてみると、形そして込められた意味は「工」の字に通じるところがあるのではないかと思います…二重のアーチ(「宇宙」「人類の英知」を表現)とそれを貫く三本のライン(トリオライン:「地域」「日本」「世界」を表現)です。

 工学は、社会で役立つ「もの」や「こと」を創造するための「科学」と「技術」ですので、単に工学を「学ぶ(知る)」というだけでは現実社会での複雑な問題を実際に解決することはできないと思います。実際につくる、やってみるという「つくる力」も必要になります。新潟工科大学では、工学の本質である社会との関わりを常に意識しながら、「学ぶ力」と「つくる力」とのバランスのとれた総合力を皆さんに修得してもらうような教育を行っています。例えば、企業の皆さんの強力な支援の下、企業見学や企業訪問、「産学協働科目」の開講等にその特色が現れています。

 数学や物理が好き、何かものをつくってみたい、何か新しいことをやってみたい、等々想い描いているあなた…新潟工科大学は、「工学」に目覚めつつあるそんな皆さんを待っています。予測不可能と言われる時代、Society 5.0の構築やSDGsの提唱がなされ、そしてWell-beingを目指そうという今このとき、是非、一緒に楽しみながら学んでみませんか。
Enjoy knocking at the doors open to the bright future!