新潟工科大学附属図書館 NIIGATA INSTITUTE OF TECHNOLOGY LIBRARY

資料紹介

おすすめ図書

死神の精度/伊坂 幸太郎

この本は、近年生田斗真主演で実写映画化された“グラスホッパー”など多くの作品で知られる小説家・伊坂幸太郎による2003年に映画化もされた小説です。
主人公は仲間から千葉と呼ばれる死神。死神と言っても、大鎌で死者の命を刈り取る怖い存在ではなく、音楽が好きで雨男、加えてどこか抜けているという親しみやすいキャラクター。死神の仕事は、7日後に亡くなる予定の人間が本当に死ぬべきかどうか実際に本人と関わって判定すること。
計6人の様々な環境の様々な年代の男女が現れる中、千葉が人間をどう見、どう考え、どう判断するのか。
人間ではない、死神という存在から私達が当たり前だと思っている行動や思考に疑問を投げかけられます。自分の生き方、価値観、周りとの関わり方を改めて考えさせてくれる作品です。
伊坂幸太郎作品特有の世界観、価値観、雰囲気。1人1人の話は長くなく、難しい表現も少ないです。まず、この「死神の精度」を読んでみて下さい。きっと、貴方もこの世界観と雰囲気の虜になるはずです。