地域産学交流センターでは、9月11日（火）に企業等を対象とした先進的まちづくり・建設施設見学会を実施し、富山県黒部市のＹＫＫグループが手掛けたパッシブタウン等を見学しました。

　初めに、パッシブデザインをもとに創り出され、再生可能エネルギーや高効率設備を重視した複合型集合住宅のモデルルームと共用施設を備えた新しいまちづくりの状況を見学しました。続いて、新しい黒部市役所等の公共施設再編と併せた市街地の状況を見学しました。また、駅前のまちづくりの一環としてランドマークとなるＫ－ＨＡＬＬと若者向けの住居を整備したＫ－ＴＯＷＮを見学し、ダイナミックな外形で現代的な建築手法や、まちの活性化に?がる取り組みを学ぶことができました。

　今回の建設分野に特化した見学会は初めての企画で、ＹＫＫ不動産等の各事業担当者から地域特有の自然を活用した建築手法や次世代の住環境形成について紹介いただき、大変有意義な見学会となりました。今後も、企業の技術向上並びに企業間の交流や連携のため、このような勉強会（見学会）を実施して参ります。

一階の飲食店と住居空間		パッシブタウン全体模型による説明
Ｋ－ＨＡＬＬ内部		Ｋ－ＴＯＷＮ外観