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2020年度ベストティーチャー賞について

2021/05/11

 新潟工科大学では「学生が選ぶ授業評価アンケート」の結果をもとに、多くの学生に支持され、質の高い授業を提供してきた教員を「ベストティーチャー賞」に選出し、表彰しています。
 2020年度ベストティーチャー賞は、以下の2名の教員が受賞しました。

■専門科目(1名)
<建築・都市環境学系>
樋口 秀 教授
担当授業科目:都市計画、建築図法など
コメント:
 新型ウイルス感染拡大の影響を受けて2020年度前期「都市計画」の講義は全15回を録画配信によって実施しました。受講した皆さんの生の反応がその場ではわからない中での講義でしたが、録画の画面でも講義室と同じような雰囲気と話し方で講義を実施したつもりでした。結果として都市計画の内容・必要性とその課題をきちんと理解してもらえたこととともに、講義内容を高く評価してもらえてとても嬉しく思います。
 後期は「建築図法」を担当し、100名を超える学系選択前の1年生に講義しました。感染対策の観点から3教室に分かれて実施し、学生の皆さんには不便をかけてしまいました。しかし、授業をサポートしてくれた都市計画研究室の4年次生3名が各教室で熱心に学生指導に当たってくれたおかげで、受講した学生諸君からは特段の苦情等もなく、非常に完成度の高い課題作品を仕上げてくれました。講義で学んだ製図の基本をもとに、今後も素晴らしい作品を制作してくれることを願っています。
■学科共通科目(1名)
<基礎教育・教養系>
冨澤 佑季乃 講師
担当授業科目:基礎数理I・II・III
コメント:
 2020年度は教員学生共に、挑戦の一年でした。
 私は1年生の「基礎数理I・II」を前・後期で担当しました。新入生と教員がお互いの顔も知らぬまま遠隔講義が始まる等、例年とは全く異なる開講に対して、試行錯誤の日々が続きました。遠隔でも対面でも、衛生面に気を配りながら学生の学びになる講義を行うという、それまでの方法から一新した教育に挑戦したのです。
 新入生と私、双方にとっての「初めて」の一年を過ごしました。その年の「ベストティーチャー賞」を戴けたというのが、私の挑戦が学生の身になったという一つの証であるとしたら、教育者として喜ばしいことです。
 2020年度に一緒に学んだ学生の皆さん、ありがとうございました。そして今年度一緒に学ぶ学生の皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。