令和3年9月28日（火）、新たなチャレンジや取組みを行い、地域の牽引企業として活躍されている新潟工科大学産学交流会の会員企業を見学する「会員企業見学会」を開催しました。
　今回は、ものづくりの集積地である県央地域で「KEIBA」「MARUTO」ブランドなど、ペンチ・ニッパー等の作業工具やニッパー型爪切り等の理美容道具メーカーであり、創意工夫を心掛けた開発力とデザイン力でグッドデザイン賞やIDSデザインコンペティション等、70点以上のデザイン賞を受賞されている株式会社マルト長谷川工作所（三条市）と、プロゴルファーも多数愛用しているアイアンヘッドを製造し、ゴルフクラブヘッドづくりで培った鍛造技術により、人工関節などのインプラントや航空機部品など世界的規模で事業を展開している株式会社遠藤製作所（燕市）の2社を見学させていただき、会員企業の経営者や担当者など計18名(大学側を除く）に参加いただきました。
　両社とも自慢の「鍛造技術」を磨き上げた自社製品へのこだわりと、ブランディングへの取組みや戦略等についてご説明いただいた後、実際の製造現場を見学させていただきました。
　また、見学会終了後、燕三条地場産業振興センター メッセピア3階 中会議室にて参加者意見交換会を行い、参加各社の自社紹介と感想を発表いただいた後、大学からの共同研究や学生採用などの情報提供を行い、会員相互と産学の一層の連携強化を図りました。

マルト長谷川工作所様での見学の様子	遠藤製作所様での説明の様子	意見交換会の様子