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岡崎教授が日本材料学会「論文賞」を受賞しました

2022/07/01

 本学の岡崎正和教授が、日本材料学会「論文賞」を受賞しました。
 この賞は、日本材料学会において掲載された論文の中で、特に優秀な論文の著者に対し、授与されるものです。

■受賞論文
【論文タイトル】遮熱コーティングの耐高サイクル熱疲労破損防止に対する一検討
【掲載誌】「材料」Vol. 70,No. 2,pp.73-80

■受賞理由
 低炭素化社会実現に向けた再生可能エネルギーの大量導入時代にあって、発電用ガスタービンは高効率ベースロード源としての役割のみならず、再生可能エネルギーの出力変動に伴う負荷調整システムとしての役割の双方が求められ、従来まで特に配慮されてこなかった破損様式に対する新規設計指針や安全管理手法の構築が求められています。
 上記論文では、先進ガスタービンにおいて必須の構造物となっている遮熱コーティング(TBCs)の高サイクル熱疲労破損を主課題とし、材料強度学的要求と負荷変動耐久性という社会的要求を両立するTBCsの設計指針について提案したもので、日本材料学会が果たすべき研究の発展に寄与するものと認められました。