7月13日（水）4限に、キャリア形成科目である｢産業と大学｣において、株式会社インテック取締役副社長執行役員の平井克八氏からご講演いただきました。 

　株式会社インテックは、富山県富山市に本社を置き、ICT技術の研究・開発から、コンサルティング、運用、保守などを含めたアウトソーシングまでトータルサービスを提供する、全国有数の情報通信企業です。
　また、同社は全国の行政、金融、製造などの幅広い分野で独自のサービスを提供し、ICT技術を応用した各業種・業界の発展に貢献しております。

 　講演では「失われた30年を振り返って」と題し、日本がバブル経済崩壊後、経済危機にどのように立ち向かったか、そして、バブル経済崩壊とリーマンショックという二つの経済危機が、システム開発の現場にどのような影響を与えたかを中心に、経済と情報通信事業に関するお話しをいただきました。

　お話の中では、平井様がこれまで携わってきた事業、そして大企業のリーダーの活躍を間近で支えてきた経験から、経済・経営を見る視点や、社会人としての処世訓など、学生に向けて力強くお伝えいただきました。

　受講した学生からは「これからの日本を担う世代として、政治や金融リテラシーの知見を深める必要性を今回の講演で感じた」「信念を持った行動をしないと、自分に自信がつかず、意味のない行動となってしまうため、グループワークや意見交換の時に積極的に自分の意見を出せるようになりたい」といった感想があり、ものづくりを学ぶ学生にとって、普段の授業では関わる機会の少ない分野のお話しを聞くことができ、大変有意義な講演となりました。