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2022年度ベストティーチャー賞

2023/05/30

 新潟工科大学では、「学生による授業評価アンケート」結果をもとに、質の高い授業を提供してきた教員に「ベストティーチャー賞」を授与し、表彰しています。2022年度ベストティーチャー賞は、3名の教員が受賞しました。
 なお、樋口教授は4年連続の受賞です。


■専門科目(2名)

樋口 秀 教授(建築都市学系)  4年連続受賞

ベストティーチャー写真1

担当授業科目:防災まちづくり、都市計画、建築図法など

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 2022年度は、前期に「防災まちづくり」を3年生29名に、後期は「都市計画」を2年生58名と「建築図法」を1年生73名に講義しました。
 防災まちづくりは、受講者が昨年度に比べて倍増しましたが、毎回の課題について講義時間内での発表回数を増やしました。感想では、自分で調べた内容を発表するだけではなく、他の学生の発表を聞き別の視点での発見があったなどの好意的なコメントが多かったです。
 後期の「都市計画」の講義は1教室で実施できたため一体感が保てました。1年生の「建築図法」も多数の受講者がいましたが、製図室の1教室で実施することができました。TAの2名が補佐として細かな指導を実施してくれました。毎回の課題は講義外の作業時間を要するものが多かった半面、完成した際の達成感が高かったようです。昨年に比べて作品のクオリティも向上していました。
 今回の受賞を励みに、学生諸君と一緒になってさらに良い授業ができるように努めていきたいと思います。ありがとうございました。

海老澤 賢史 准教授(電子情報学系)

ベストティーチャー写真2

担当授業科目:知能機械情報通信学系演習Ⅰ・Ⅱ、通信理論など

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 担当科目の知能機械情報通信学系演習IおよびIIは、当該学系や数学担当の先生方からも意見を伺いつつ3年ほど前に開設した科目です。2年次の科目であり、これ以降に増える専門科目の内容をスムーズに理解できるよう、高校から大学1年次の内容の数学や物理、プログラミングの復習・トレーニングを趣旨としています。復習中心ではありますが、専門科目で活用するイメージを持てるように説明したつもりです。多くの学生さんから好評価を得たということは、お役目を果たすことができたのだと安心しています。
 ゆっくり演習に取り組みたいという学生さん向けに解説動画を、一方で復習だけでは物足りないという学生さん用には難しめの問題を用意しました。難しめの問題を学友たちとワイワイしながら、教え合いながら取り組んでくれることも期待していたのですが、新型ウイルス対策もあって叶わなかったことが少し残念に感じています。そろそろ世の中も落ち着いて ますので、今後は仲間と協力しながら勉強していく楽しさも伝えられるよう努めていきたいと思っています。ありがとうございました。

■一般科目

 須貝 文弘 准教授

ベストティーチャー写真3

 担当科目:Comprehensive EnglishⅠ・Ⅱなど

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 新型ウイルス対策のためComprehensive English I/IIともほとんどがオンラインオンデマンド授業でしたが、学生の皆さんはそのメリットの方をよく理解してくれて、対面授業を上回る献身と集中がみられました。授業外でもかなりの努力が求められる厳しい授業でしたが、よくついてきてくれたと感謝しています。帯活動として授業終わりに毎回ディクテーションを課していましたが、英語の音調にかかる講義内容をふまえてどんどん力をつけていく学生の皆さんがたくましく、頼もしく思えました。
 令和4年度から上級クラスでは本学と関わりの深い企業にまつわる自作教材を使っています。学生のみなさんは、遠い世界の話や架空の話ではなく、身近な企業や人物のドラマに、強い興味を持って最後まで読み切ってくれました。オンラインオンデマンド形式と相まって、本学の学生それぞれに「カスタマイズ」された授業形式と内容になったことが評価されたのではないかと思っています。
 今後も『いつの間にか夢中になって読んでいた』『気づいたら力がついていた』となるような授業を目指して設計して参ります。

  
須貝准教授は、小湊准教授とともに本学オリジナル英語テキストを出版されました。
今年度の一部のクラスでは、このテキストを使い、授業を進めています。

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