東京電力柏崎レジリエンスセンター 地域の防災力向上に向けた協働検討プロジェクトに関する成果報告会を開催しました
東京電力柏崎レジリエンスセンター(以後、柏崎RC)地域の防災力向上に向けた協働検討プロジェクトに関する成果報告会が、7月18日(木)に本学で行われました。
この報告会は、昨年4月に東京電力ホールディングス株式会社と本学が柏崎RCの駐車場および緑地エリアの活用に関する産学連携の協定を締結したことを受けて開催されました。昨年度の設計・デザイン協働検討プロジェクトの成果を踏まえ、本年度は柏崎RCを活用した「地域の防災力向上」および「賑わい創出」に向けた産学連携の取り組みの深化を目指す活動の提案が行われました。
プロジェクトに参加した学生は、都市防災コース7名と建築コース9名の4年生16人で、就職・研究活動や進学準備と並行しながら取り組みました。活動内容は、昨年度に取り組んだ設計・デザイン案を踏まえて、柏崎RCの駐車場および緑地ひろばの活用方法について、昨秋の学内キャンプ場での防災キャンプ体験、今年4月のおぢや震災ミュージアム「そなえ館」と防災公園の見学、本年元旦に発生した能登半島地震の復旧支援に携わった柏崎市役所上下水道局の方の講話、「コト」「モノ」「チカラ」の観点で仮説立てながら課題抽出ワークショップ、工科大祭でのコンテンツの実証を通じて、「START UP RC -楽しみながら学ぼうさい-」をコンセプトに「防災キャンプ」イベントのスケジュール案を提案しました。このイベントでは、車中泊体験やエコノミークラス症候群の予防を念頭において老若男女が楽しめるモルック体験、避難時の食事・食糧確保の課題や日常的な柏崎RC利用の観点から行う栽培活動の収穫物を用いた炊き出し体験等が取り入れられる計画です。提案された活動は後輩たちに引き継がれ、学生にとっては実践的な学びの貴重な場となりました。
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挨拶する田邊裕治学長 | 学生の取組を説明する樋口秀・建築都市学系長 | |
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実演を交えて説明する学生 | ||
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実演を交えて取組模型をディスプレに投影しながら説明する学生 | ||
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参加した学生と関係者による記念撮影 |