DPA共催で消防のユースケースを想定したデモ飛行の検証会を開催しました
2024/12/10
去る12月4日、本学は一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)との共催で消防のユースケースを想定したデモ飛行の検証会を開催しました。デモ飛行の検証は、以下の状況下を模して行いました。
① 水平制御の試験環境構造体※(仮称)を使用し、バス、車両内の要救助者探索の消防士による実演
② 被災した家屋を模した正四面体を組み合わせた試験環境構造体での飛行デモ
デモ飛行後には、消防関係者との意見交換を行い、開発した試験環境構造体が訓練において有効であるとの評価をいただきました。今後も、より実践的かつ有用な評価手法の開発を進めていきたいと思います。
写真左:水平制御の試験環境構造体(直方体を組み合わせた形状) 右:被災した家屋を模した試験環境構造体(正四面体を組み合わせた形状)
※デモ飛行に使用した水平制御の試験環境構造体(直方体を組み合わせた形状)および正四面体を組み合わせた試験環境構造体は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト/ドローンの性能評価手法の開発/制約環境下におけるドローンの性能評価法の研究開発」に係る委託事業により、新潟工科大学工学部機械システム学系 大金 一二准教授が、考案しました。