ダイバーシティプログラム:特別講演会を行いました
2025/01/20
1月8日(水)に東京大学 大学院教育学研究科 教授(専門 科学史・思想史)隠岐さや香様 をお招きし、ダイバーシティ(多様性)についての講演会を行いました。
本学では令和6年度アドバンス制度(特待生)1年生を対象に、年間を通じてダイバーシティプログラムを複数回実施しています。無意識のバイアス(偏見)の実体験、企業人のダイバーシティに関する講演の聴講、企業のダイバーシティへの取り組み調査など、学生がダイバーシティへの知識と理解を深める活動です。
今回は「ジェンダー視点から考える工学の歴史」を演題とし、工学の歴史や日本の工学が歴史上どのように発展してきたのか、これからは科学・技術分野における研究や開発のプロセスに、積極的に性差分析を組み込んでいくことで、イノベーションと発見を実現するという概念『ジェンダード・イノベーション』の取り入れが重要であることについて、ご講演いただきました。
本学では令和6年度入試制度から新潟県初の女子特別枠を設置しています。今後も工学分野におけるダイバーシティの推進を図りつつ大学全体としての知識と理解を深めていきたいと思います。
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隠岐さや香教授 | 聴講の様子 |