入試情報
Entrance Examination Information
入試情報
一般選抜の出題方針(2025年度)
科目 | 出題方針 |
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数学 | 数学では、答えのみを問う小さな問題と、途中の計算や説明部分も問うやや大きな問題を出題します。 答えのみを問う小さな問題は、数学の基本的な事柄や計算方法を理解し、身につけているかを調べるもので、難易度の高くない問題を、出題範囲から広く出題し、答えのみによって評価を行います。 やや大きな問題は、主に本学の学習において必要となる数学を十分に理解していること、および論理的な考え方、説明ができることを確認するもので、最終的な答えだけではなく、答えにいたるまでの道筋やその説明も評価の対象となります。 |
物理 | 物理では、高校での物理の学びを構成する「力学」、「電磁気」、「熱」、「波動」及び「原子」の5つの分野から、基本事項の理解を問う問題を中心に出題します。ここで、「基本事項の理解を問う問題」とは、ただ単に公式を暗記して解く問題ばかりではなく、筋道を立てて答えを導き出す、いわゆる論理的思考能力を確認する問題も含みます。これは、大学の学習では、培った知識を応用して問題を解決することが重要視されるからです。物理基礎では、「力学」、「電気」、「熱」、「波動」および「エネルギー」の5つの分野から、同様に出題します。 |
化学 | 「化学」と「化学基礎」の問題は、それぞれの高等学校の教科書に記載されている基本的な内容を中心にして出題することを方針としています。これらの問題では、基本的な概念と原理・法則などの理解や活用する能力や、実験や観察などの結果を用いて計算や考察などを行なう能力を評価します。マークシート方式の試験(A日程)では、選択肢から選んで解答する問題が多く出題されますが、計算問題などでは解答の数値をマークして解答させる場合があります。一方、記述式の試験(B日程)では、選択肢から選んで解答させる問題や数値や用語を単語で答える問題以外に、文章を書かせる問題や答えを導き出す途中過程も解答させる問題を出題し、思考力・判断力・表現力を評価する場合があります。 |
生物 | 「生物」および「生物基礎」では、高校で学んだ内容から本学進学後の専門的な学びに重要となる内容を中心に、基本的な事項や基本的な考え方を断片的でなく系統的に整理できているかを問う問題を出題することを方針としています。これらの問題では、高校教科書に記載されている生物学の基本的な語句の意味を十分理解し、正しく使用できているかを評価するための問題だけでなく、生命の仕組みや自然の仕組みについて暗記による知識の習得だけではなく、興味を持って深く学んでいるかを問う問題を出題します。 |
英語 | 英語では、次のような問題をこれまで出題していますが、毎年若干の変更を加えています。 1.読解問題(選択式・記述式)※A日程・B日程・文理融合型で出題 主に科学・技術・環境などをテーマとして、英語で書かれた新聞記事やインターネットの記事などについて、文章全体の主張や流れ、英文の意味などを問います。具体的な説明部分の読解や語句の意味理解・知識などについても問います。 2.文法・語法(選択式)※A日程・B日程・文理融合型で出題 文法・語法及び基本的な構文、意味の理解をみる問題です。前置詞や副詞、例えばin, on, overなどの基本的な語句の運用能力も問います。 3.対話文問題(選択式)※A日程・B日程で出題 日常よく使われる英語表現を用いて、対話として自然に応答することができるかを問います。 4.並べ替え英作文問題(選択式)※A日程・B日程・文理融合型で出題 指示された内容を、語句を並べ替えて英語らしい語順で表現できるかを問います。 |