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ACADEMIC RESEARCH

研究紹介

TOP > 研究紹介 > 生物機能化学研究室 斎藤 英一 教授

斎藤 英一教授

機械・素材・食品学系生物機能化学研究室

斎藤 英一教授

SAITOH Eiichi

米・豆・魚・ヒトの体液に存在する生体分子の働きを化粧品、機能性食品、医薬品に応用します

研究の内容を教えてください

研究の内容を教えてください。

 生体分子である抗菌ペプチドの中には、抗ガン作用を発揮するものもあります。私たちは、米・大豆・ウナギ・ヒトの体液等に存在する生体分子を工学的に応用できないかを研究しています。最近、人間の涙や唾液の中に、抗うつ作用や鎮痛作用を発揮するぺプチド成分が発見され、とても面白いと思っています。研究室では学生と一緒に、学生ボランティアから集めた唾液や日本の重要な魚であるウナギの体表粘液を研究材料に、そこに含まれる生体防御分子の働きを調べているところです。長らく、私はヒトゲノムDNAの解析、タンパク質工学ならびに酵素工学の研究をしていたこともあり、新潟大学、上越教育大学やそのほかの大学教授との繋がりがあるので、学生が他大学の大学院進学を希望すれば、積極的に支援しています。大学院で時間をかけて研究を続けることを推奨しています。新潟工科大学の大学院に残った学生は、国際学会に一緒に行って発表をしてもらっています。これまでスロベニア、オーストラリア、ハワイ、アメリカなどに行きましたが、本学には大学院生の旅費を支援してくれる制度があるので、学生にとってはとても励みになると思います。

卒業後の進路を教えてください。

卒業後の進路を教えてください。

 地元の企業を希望している学生が多いのですが、県外の企業を志望し、バイオテクノロジーの技術を生かしながら世界的な企業や、環境分析の技術者として活躍している卒業生もいます。化粧品会社や食品会社、少しハードルが高いけれど医薬品会社などに就職することができれば、バイオテクノロジーやライフサイエンス等が生かされると思います。学生には「本学を卒業したらどうしたいのか」を早いうちに聞いて、社会に出て活躍できるように指導しています。研究室には3年後期に入り、4年生で研究を始めるのですが、それでは足りないので大学院博士前期課程への進学を勧めています。良い成績が取れるように訓練するのも私の役割です。私が一番力を入れているのは、社会で活躍できる人材を育成することです。

研究室はどのような雰囲気ですか

研究室はどのような雰囲気ですか。

 まとまりの良い研究室です。というのも、社会に出たら個人プレーで仕事はできません。力を合わせひとつの方向に向かう姿勢が大事なので、そこを育てています。幹事を決めて、研究室でバーベキューを行うことがあるのですが、幹事も大切な役割です。社会に出て人と仲良く協調し合って仕事をするためにも、学生のうちにコミュニケーション力を身に付けなければいけません。大学は就職前ではあるけれど、小さな社会です。そのために朝9時には登校し、用がなければ早く帰って、規則正しい生活を習慣づけるように言っています。アメリカの大学に在籍していた時に、同僚たちは、朝は早く来て夕方5時には帰り、家族と一緒に過ごしていました。それでいて膨大な論文をきちっと提出できていたのです。結果がすべて、いくら時間をかけても論文が出せない、結果が出ないようでは認められない、という世界の現実を学生たちに伝えるようにしています。

生物機能化学を学ぶ魅力はどこにありますか?

 生命科学、食品科学、環境科学等、幅広い科学がバックにあって、「生きているという現象」を分子レベルで解き明かす研究分野であることが魅力です。人間の健康増進や質の高い暮らしに役立てる学問であるのはもちろん、基礎研究をしっかりやれる環境も整っています。農業でも米が余り、他の作物を作るなど、事業形態の変換が求められている昨今では、ずっと同じ事業をやっていけないことが多くなっています。だからこそ、今すぐ役に立たないかもしれないけれど、基礎研究をしっかり行い、広い視点で物事を捉えることのできる人材になるために、私の研究室における勉強を大切にしてほしいと思っています。

受験生の皆さんへ  私が化学の道を目指したのは、鉄腕アトムのお茶の水博士に憧れて白衣を着る仕事がしたいと思ったからです。ただの憧れでもいいので、何かひとつを極めることを目指してください。私の師匠は、30歳を過ぎて子育てをしながら大学院博士課程に入学して博士号を取得した女性です。生き方はいろいろあっていいのです。失敗はない、焦ることはない、大抵のことは、いつでもやり直せるものです。ただ、怠けてはいけません。継続は力です。他人を責めるような人間にならないためにも、大学進学から自分のことは自分で決め、自分に責任を持つことが大切です。
研究室情報 教員紹介 研究概要1(PDF)研究概要2(PDF)研究室ガイド(PDF)