現在どのような仕事をしていますか?
佐藤食品工業株式会社の開発部の技術開発課に所属しています。食品を作る製造ラインで使われている既存設備の改良や新規設備の導入を担当しています。「サトウのご飯」を例にすると、精米・洗米・炊飯いろいろな工程があるのですが、よりおいしいご飯を炊くために良い物がないか検討する等、工程ごとに生産に適した機器の導入を進める仕事です。生産効率の良い機械や製造工程、それに合ったライン作りをしています。
この仕事を選んだ理由を教えてください。
食品系に興味があったので、大学3年生の時のインターンシップを佐藤食品工業で行いました。その時に、会社の雰囲気や使われている設備機械、生産ラインの仕組み、こだわりは何かを実際に体験することができたということが、入社を希望した一番の理由です。それまでいくつかの候補はあったのですが、佐藤食品工業一本に絞ることにしました。社員となった今は、新商品用の技術や機械の開発をしたいと思っています。
大学で学んだことは活かされていますか?
大勢の前で発表を行う、「課題解決型インターンシップ(工学プロジェクト)」という実習を経験したことで実社会に出てから、たくさんの社員や消費者の皆さんの前で話すことができています。また、卒業研究を通して、試行錯誤しながら仮説・実験・検証・推察を繰り返して結果を求めることが身につきました。現在の開発の仕事に不可欠な経験と知識を学べたと思います。