生体情報研究室
生体システム研究室

2007年度のトピックス

研究するのはHくんだけですが、実験に当たっては、被験者・実験補助者として研究室のメンバーが協力します。先輩の指導に基づいて装置を準備し、4年生に見守られながら学内で模擬実験を行いました。

車いす

共同研究を進めている柏崎市内の健康サービス企業「笑足(わらかし)ねっと」を訪問して、「歩行能力の訓練と評価」の研究に取り組む予定の3年生が、今春卒業する4年生から、ノウハウを継承しました。

引き継ぎ風景1研究に先立ち、同社のウェルネスサポーターのご協力で、「コーディネーショントレーニング」を体験。身体だけでなく頭も使う運動です。

引き継ぎ風景2バランス能力訓練具「ばらんすてっぷ」を使ったトレーニング。足元が不安定な状況で協同運動をします。※「ばらんすてっぷ」の詳細は、2007年4月24日のイベント活動をご覧下さい。

引き継ぎ風景3ここから4年生も合流して、実際の研究引き継ぎ。事前に研究室で予習してきた実験機器を現場で使用します。

引き継ぎ風景4思ったような測定ができるかな。

引き継ぎ風景54年生Sくんの最後の歩行実験。この1年間、被験者として何十キロ歩いたことでしょう。測定終了後、拍手が...。

前日に卒業研究発表会を終えた4年生が、研究の後を継ぐ3年生に、ノウハウを継承しました。

画像処理プログラムの説明画像処理プログラムの説明

圧センサシステムの説明圧センサシステムの説明

生体情報研究室からは、兒玉正樹さんが、「積雪路面を走行する車いすに生じる加速度の解析」を発表しました。これは、市街地の歩道で実際に車いすを走らせ、雪が積もっている場合とそうでない場合とで、発生する振動の大きさを数字として評価したものです。
また、共同で研究を進めてきた情報機器応用研究室(指導教員・佐藤栄一准教授)の植木祐介さん・金子元樹さんも、「降雪による見えにくさの評価」について、発表しました。

兒玉正樹さんの発表兒玉正樹さんの発表

発表スライド(実験風景)発表スライド(実験風景)

卒業研究として「高齢者の歩行訓練」に取り組む学生2名が、共同研究のパートナー企業である「株式会社 笑足(わらかし)ねっと」(http://www.warakashi.net)の「運動あそび塾」を訪問しました。

運動あそび塾柏崎の市街地にオープンした「運動あそび塾」。

ばらんすてっぷ同社が開発した「ばらんすてっぷ」。IDSデザインコンペ2007で審査委員賞を受賞。

バランス能力の訓練自分の足の踏み込みにより、誰かのステップが押される。逆に誰かの踏み込みで、自分のステップが押される。そのような状態で、他者と関わる運動課題を遂行する。(バランス能力の訓練)

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