NIIT ニュース

2009年03月03日

 本学建築学科の富永禎秀教授が研究代表者を務めるプロジェクトが、経済産業省の平成20年度「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」に採択されました。採択されたのは、全国で37件(応募数117件)でした。

 【採択されたプロジェクトの概要】

1 提  案  者: (財)にいがた産業創造機構(新潟市)
     
2 研究代表者: 建築学科  富永 禎秀 教授
     
3 テ  ー   マ: 新潟の自然と風土を活かした分散電源ネットワークと電気自動車コミュニティーの構築
     
4 事 業 概 要: 新潟の自然と風土を活かし、風力発電やマイクロ水車発電などの分散電源をマイクログリッド(小規模電力系統)により接続し、低炭素社会に向けた分散電源ネットワークを構築するとともに、システムで得られた自然エネルギーを活用した豪雪地用のアンチスリップ電気自動車及びレスキュー用の車載型急速充電装置の開発と実証試験を行う。
     
5 参 加 機 関: 新潟工科大学、長岡技術科学大学、新潟県工業技術総合研究所 ほか
     
6 本学が主に担当する研究内容
  「新潟の自然と風土を活かした分散電源ネットワーク構築」に関する実証モデル事業
     
  【事業の概要】
   風力や太陽光、小水力等の自然エネルギーによる小規模発電システムを組み合わせた分散電源ネットワークに関して、賦存量や変動をシミュレーションする最適設計の技術を開発します。さらに地域の気候特性や建築物のエネルギー需要特性を考慮しながら、それらを適切に制御、運用、維持管理する手法を、新潟工科大学内に設置したパイロットプラントにより実証します。
   
  【実施体制】
   データの収集や解析は、新潟工科大学の4学科各分野の教員及び学生の協働作業により行います。また地元柏崎市や環境団体、分散電源等に実績のある企業の協力を得て実施します。
   
  【期待される成果】
   自然エネルギー利用による分散電源ネットワークのパイロットプラントの構築と稼動を大学内で行うことにより、新潟の自然条件下における具体的な建築物を対象とした運用データが取得されます。また維持管理に係る課題やノウハウも蓄積されます。さらに急速充電器を電源ネットワークに組み込むことにより、別途検討を行う電気自動車コミュニティーへの電力供給を行います。
     
※ 低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業とは
   大幅な温室効果ガス削減の実現と継続を図るために、これまでの知見の集積を社会経済システムに組込み、地域社会を支える大学、産業界、自治体等がそれぞれの特性を活かして地球温暖化対策に自立的に取組むことができる分野横断的な方策を早期に具体的に示す取組について、経済産業省が事業提案を公募したものです。

問い合わせ先
新潟工科大学キャリア・産学交流推進課
 担当 : 佐藤、真貝
 電話 : 0257−22−8110
 FAX : 0257−22−8226