12月3日(金)、新潟工科大学 会議室にて、令和3年度「上越産業界と新潟工科大学との産学交流会」を大学と連携して開催し、上越地域の産業界から27名に参加いただきました。この交流会は、本会の会員企業を始めとする上越地域の産業界と新潟工科大学との産学官連携の促進を目的として平成8年以降毎年開催しており、今年度はDX推進による新たな時代に向けたビジネス戦略の一助とするため、「DXとAI・IoT・協働ロボット」をテーマに開催いたしました。
　交流会では、新潟工科大学の機械システム学系 堀教授と電子情報学系 山岸教授からDXやIoT、xRやAI技術などに関する研究を紹介いただいた後、上越地域と柏崎地域産業界のそれぞれの会員企業（上越地域：オギハラ工業様、柏崎地域：テック長沢様）から、各社のDXの取組事例について発表いただきました。また、その後、ものづくりとDXに関係深い大学の3研究室（知能情報システム研究室、医療・福祉工学研究室、メカトロニクス研究室）を見学しました。
　参加者アンケートでは、本学のDX・IoT・xR・AI等に関する研究紹介や研究室見学、上越・柏崎地域産業界のDX取組み事例について、参加されたほとんどの方から「満足」との回答をいただいた他、「大学の取組みを知ることができ、大変勉強になりました」などの感想もいただき、上越地域産業界（ものづくり企業）と新潟工科大学との交流を深める良い機会となりました。
　次回（来年）は上越市で開催する予定で、今後もこの交流会を通じて両地域における産学連携を深めて参りたいと思います。