お知らせ

News

 >  お知らせ  >  お知らせ  >  企業と自治体による給付型奨学金が始まります

企業と自治体による給付型奨学金が始まります

2018/07/12

 本学では10月から、支援団体である「新潟工科大学産学交流会」(会長:佐藤 功/佐藤食品工業株式会社 取締役会長)が資金提供する、返還不要の「給付型奨学金」が始動します。学生の夢や希望を応援したい同会会員企業の総意によるもので、「企業がつくったものづくり大学」の本学だからこそできるプロジェクトといえます。

 このほか、地元の柏崎市もこれに賛同し、別枠で奨学金の原資を提供いただくことになりました。

 奨学金の募集や採用、給付は大学で行いますが、企業、行政、大学が一体となって学生を応援します。詳細は次のとおりです。

【 概 要 】
1.制度名称
   新潟工科大学産学交流会奨学金 『未来応援プログラム

2.支給金額
   月5万円/年間60万円(今年度は30万円)

3.採用期間
   1年間(今年度は半年間。継続申請可)

4.採用人数
   50人程度(学部40人、大学院10人)
   +地元枠16人(学部生のみ。今年度は1~3年次12人)

5.選考基準
   ○将来の夢やキャリア形成が明確であり、そのための努力をして、実現性が高いこと
     大学院(本学)へ進学したい(アルバイトをしないで研究に専念したい)
     海外で活躍したい(海外短期留学や海外インターンシップなどへの参加)
     女性エンジニアとして活躍したい(女子学生限定)

   ○育成プログラムに参加できること
     協賛企業の職場体験(工場・研究所)と社員交流
     協賛企業でのインターンシップ
     協賛企業のイベントの参加や協力 など
    ※卒業後に協賛企業への就職を強制するものではありません。

   ○企業の声(こんな学生を応援したい。こんな学生を採用したい。)を学生に伝え、選考にも活用

【地元枠】
 上記のほか、柏崎市内出身の学生を対象とした地元枠があり、こちらは卒業後に柏崎市内の企業等へ就職することが条件となります。給付額は上記と同様です。

 本学にはこれまでも独自の制度として、成績優秀者や経済的困窮者を対象とした学納金減免制度はありましたが、この給付型奨学金制度は毎月奨学金を給付するため、生活面の負担も軽減されることになります。学生によっては、学納金減免と奨学金給付の両方を受給する場合もあり、保護者の経済的負担を大幅に軽減することができます。

 今後も本学では産学連携を推進し、協賛企業を増やして、多くの学生が本制度を活用し、安心して学業に専念できるよう環境整備に努めてまいります。

 本奨学金に関する問い合わせ:学務課 TEL 0257-22-8102
 E-mail:gakumu@adm.niit.ac.jp(「@」を半角に変換してください。)