基礎教育・教養系

小湊研究室

小湊 彩子准教授

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外国語を習得するために重要なことは、自律的・主体的に学習をしていくことです。例えば、日本人が英語を習得するために必要な時間は最低3,000時間と言われており、長期的な視野を持ってコツコツと学習を積み重ねていかなくてはなりません。ただ漠然と受け身の姿勢で学習しても大きな成果は期待できないでしょう。「その言語を使って何を達成したいのか?」、「自分の現段階での実力はどのくらいなのか?」、「いつまでに何をマスターできるようにしたいか?」、「そのためには、何をどのように学習したらよいか?」、「自分がしてきた学習方法は効果的だったのか。効果的とは言えないとしたら、どのように学習方法を変えたらよいのか?」などを常に考えながら学習を進めていく力を身につけていく必要があります。教育心理学の分野で研究されている「自己調整学習」に関する知見を、どのように英語教育やリメディアル教育に生かしていけるのかを考察しています。

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