研究概要

抽象的に世界を観る。
自然・物理現象はそれぞれ数式で表すことができますが、その内容は多岐にわたっています。その多様な現象を抽象化して、同じ形の数式で表されると見なし、統一的に性質を調べること。関数解析は世界の”ことわり”を探す数学の分野です。

研究内容

１．不動点理論

変化を加えた後、元の位置から動かない点の存在を探る掻き混ぜた珈琲の内、模様の動かない箇所

２．発展方程式

時間により変化する現象を数式化し、未来予測をするはじいた弦の振動で望む音階を奏でたい

３．空間の幾何

距離の取り方で変わる空間の四角さや丸さの度合を調べる八角形の石を「真円」と見る世界の形とは

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専門は純粋数学、研究分野は関数解析学です。近年は測地線空間における写像や幾何学的性質を研究しています。