機械システム学系

信頼性デザイン研究室

岡崎 正和教授

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廃熱回収・貯蔵システム(自作)

装置概要
産業分野での廃熱エネルギーは年間約 1兆 kWhとも見積もられている一方で、大部分が低温廃熱であるため利用が難しい。本装置は、危険性のない化学的水和反応を介して廃熱エネルギーを空間的かつ時間的に貯蔵できるように自試作した装置で、SGDsの要求に応える有力手法になると考えている
メーカー名
自作設計・製作
用途
廃熱エネルギーを空間的かつ時間的に貯蔵できるように設計開発した装置
仕様・構成
稼働廃熱源温度:約120-150°C,出力:熱エネルギーとして出力、熱効率:60-70%, 熱エネルギーの発生速度:数分以内
廃熱回収・貯蔵システム(自作)

ガスタービン燃焼場模擬熱疲労試験装置

装置概要
再生可能エネルギーが大量導入される時代にあって,これに対応できる負荷変動柔軟性を持つガスタービン発電が注目されている. 本装置は,ガスタービンの必須の部材である遮熱コーティングなどの耐高サイクル熱疲労破損防止に対する基本的知見を得ることを目的として自主設計・開発した装置で、高温での熱疲労設計に役立つ。
装置
油圧疲労試験機を自作改良し、高サイクル熱疲労負荷を再現できるようにした特殊試験装置
用途
産業用ガスタービンの動静翼や遮熱コーティング部材の高サイクル熱疲労負荷を模擬し、寿命を評価できる装置
仕様・構成
燃焼ガス加熱装置(1500°C対応),油圧疲労試験機(50 kN),強制冷却装置からなる
ガスタービン燃焼場模擬熱疲労試験装置(1)
ガスタービン燃焼場模擬熱疲労試験装置(2)
ガスタービン燃焼場模擬熱疲労試験装置(3)

非接触型弾性係数測定装置

装置概要
室温から高温までの金属材料や薄膜の弾性係数を測定できる
メーカー名
日本テクノプラス(株)
用途
耐熱材料、表面改質コーティング層の弾性係数を測定できる装置。
仕様・構成
測定温度範囲:室温から800°C,非接触方式,測定領域:要相談

走査型電子顕微鏡

装置概要
材料の組織、破面などを、電子線を利用し高倍率(〜10,000倍)で観察することができる。
メーカー名
日本電子
用途
材料の高倍率観察
仕様・構成
タングステンフィラメント、観察試料準備用の各種装置も有り

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