2050 新潟工科大学将来構想

学校法人新潟工科大学は、予測困難な時代において、
本学が将来にわたり存続するためには、
教職員が同じ方向を向いて進むための
長期的な将来構想(大学の将来像、本学のあるべき姿・目指す姿)の
策定・推進が必要と考え、中長期の将来構想をまとめました。

建学の精神と基本理念のもと、将来像や羅針盤を掲げ、
長期のアクションプランや中期計画を着実に実行するため
PDCAによる進捗管理を徹底します。
これにより建学の独自性、学びのクオリティー、企業や地域との
つながり等の特色を生かしつつ、今後のさらなる存続に向け、
企業との連携強化、また将来に向けた新たな学びを提供し、
「知の拠点」として、さらなる発展に取り組んでまいります。

2050

建学の精神

ものづくりの視点を重視した工学教育を通じて、
未知の分野に果敢に挑戦する創造性豊かな人材を育成する。

2050社会の未来ビジョン

AIがコモディティ化した未来

AI等がコモディティ化した未来において、
AI、xR等の情報技術を駆使し、分野横断、人脈、発信力、
体力を有する人材が、課題解決のためのものづくりによって活躍

人間らしさや地方への回帰、自然との共生

未来ビジョン2050の実現に向かう羅針盤

グローバルに通用する
技術系人材を生み出す

学びの場を、
企業と一緒につくる。

建学の独自性

企業との関係性をより強固なものにして、実践的な学びのチャンスを増やす。

学びのクオリティー

少人数制の強みをさらに活かし、教職員による手厚いサポートで技術系人材をしっかり育成していく。

地域とのつながり

地元に根付き、地元企業のこれからのグローバル競争力を支える人材を輩出していく。

ミッション

産学協同による学びの場の協創

1.未来の課題解決のためのものづくりができる人材が育つ

2.未来を見据えたものづくりができる人材が育つ

3.自ら課題を見つけたり、発信したりできる人材が育つ

4.新しいものや変化を受け入れ、積極的に活用しようとする人材が育つ

5.基礎力を有し、それを応用しようとするチャレンジ精神が育つ

6.失敗が許容される中で試行錯誤を繰り返し、経験値を積むことができる

ミッションに基づくアクション重点項目

1.教育研究に関する項目

新たな学問領域への展開

学生が主体的に学びを推し進める魅力的な教育プログラムの提供

学びの質の向上を持続させるための支援

地域に根差した大学として地元 柏崎市をはじめ、近隣の自治体や産業界との連携をさらに強化し、正課外を含む教育研究の充実

社会情勢を踏まえ、教職員が力を発揮できるよう組織を効率化・適正化

2.施設設備等に関する項目

柔軟な発想による課題発見を支援する学習環境の整備・充実

多様な学生に対応するため、デジタル技術等を駆使した多様な学びの場を提供し、一人ひとりの個性と可能性を引き出す

未来ビジョン2050へのさきがけ
創立30周年記念事業


01

学生ものづくり・アイディア展 in 柏崎
~VUCA時代のものづくり~

大学・高専等、専門分野の枠を超えてものづくりを学ぶ学生が一堂に集い、普段の学びや活動の成果を紹介しあうことを通じて、ものづくりへの興味をさらに喚起し、技術に携わることの喜びを体験させ、さらに深い学びへ誘引するための強いインセンティブを付与することを目的とする。

  • 日時

    2024年9月21日(土)10:00~16:30

  • 会場

    新潟工科大学

  • 主催

    新潟工科大学

  • 共催

    株式会社リケン

  • 後援

    柏崎市、刈羽村、柏崎商工会議所、公益財団法人 新潟工学振興会、新潟工科大学産学交流会、
    にいがた産学官共創コンソーシアム、北陸信越工学教育協会新潟支部

  • 対象

    高校生以上

プログラム

  • A

    基調講演会

    10:30~11:30

    講師株式会社リケン 代表取締役社長兼CEO兼COOリケンNPR株式会社 代表取締役会長兼CEO前川 泰則氏

    講演題目ものづくり ~Creation~ 人づくり

  • B

    学生ものづくり・アイディア展in柏崎

    13:00~16:30

    参加チーム

    新潟大学CanSatおよびRocketの機体展示新潟大学ロボコンプロジェクト新潟大学学生フォーミュラプロジェクト

    神奈川工科大学LED和ろうそくデバイスの開発競技用ソーラーカー

    長岡崇徳大学ICT
    サポーターサークル
    身近なICT機器で支える「自分らしい人生」

    Phoenix RobotsRoboMasterを体験してみよう

    新潟工科大学宇宙エレベータークライマー競技の取組み運動機構を用いた歩行模型の制作xR教材体験新潟工科大学の名車医療と福祉を支えるものづくり味噌クッキー食べてみそ!!工科大印の天然酵母パンを作ろう!!JR無人駅リノベーションプロジェクト長岡市旧三島町「居場所ではじまる」プロジェクト宮町における産学協同のまちづくり-仮設パビリオンと有料トイレの設計-START UP RC -楽しみながら学ぼうさい-自作チャットアプリ

申し込み締め切り:9月13日(金)

お問い合わせ

新潟工科大学 総務課
柏崎市藤橋1719
TEL:0257-22-8111 MAIL:soumu@adm.niit.ac.jp


02

ドローン教育・研究の拠点化

1.ドローン事業を展開する企業と包括連携協定を締結

ドローン事業を展開する企業と包括連携協定を締結

2024年7月、株式会社スカイフォトサービス(新潟市)と包括連携協定に調印。ドローンを活用した教育・研究活動を推進し、地域社会への貢献を目指します。さまざまな方面で注目を集めているドローンについて、本学ではこれまでも研究、教育を進めてきましたが、この協定により、教育、研究、そして産業の発展の3つの面で大きな影響を及ぼす可能性があると考えています。

2.ドローンに関する研究と教育の推進

研究について
ドローンに関する研究と教育の推進

大金一二准教授

2020年度からドローンの性能評価に関わる研究を行っています。

2022年にはNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)研究開発委託事業の「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト」に採択されました。
研究テーマは「制約環境下におけるドローンの性能評価法の研究開発」で、構内にドローン性能評価研究試験場を整備し、研究を加速しています。

関連ニュース

ドローンに関する研究と教育の推進

沢田健介准教授

潮流や障害物がある海面での水上ドローンを無人航行させる研究、複数のドローン操縦下、通信障害により孤立した地域とも通信可能なシステムの構築などを行っています。

教育について
機械システム学系での授業

機械システム学系での授業

2年次前期の「サービスロボティクス」でドローンの原理や法律について説明しています。

2年次後期のコース実験IIでは、ドローンの取扱いから操縦の技能修得を目的とし、さらに、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)や本学がReAMoプロジェクトで開発している試験法により、構造物の点検作業やドローンによる福島第1原発の原子炉格納容器内部調査に見られるような狭隘空間での操縦技能訓練を体験しています。

建築都市学系での授業

建築都市学系での授業

2024年度2年次の後期コース実験II、ドローン測量の授業を行います。

今後のカリキュラム改編後は、全学でこちらのような授業を進めていく予定

今後のカリキュラム改編後は、全学でこちらのような授業を進めていく予定です。

※このほか、ドローンの国家資格(二等無人航空機操縦士)取得に向けた講習、実地修了試験を学内で行う予定です。


03

創立30周年ショートフィルム

COMINGSOON...