大学概要
University Overview
基本情報
基本理念・建学の精神・設立の目的・沿革
本学の基本理念・建学の精神・設立の目的は次のとおりです。
基本理念
社会に開かれた個性ある大学として、産学協同を通じて新潟県内産業界に貢献する。
建学の精神
ものづくりの視点を重視した工学教育を通じて、未知の分野に果敢に挑戦する創造性豊かな人材を育成する。
設立の目的
教育基本法及び学校教育法に従い、学校教育を行うとともに、ものづくりの視点を重視した工学教育を通じて、未知の分野に果敢に挑戦する創造性豊かな人材を育成し、我が国の学術研究の振興と地域社会の産業・経済・学術文化の発展に寄与することを目的とする。
新潟工科大学設立までのあゆみ
新潟工科大学は、新潟県内の主として中小企業の社長たちが、優秀な人材をなかなか確保できないことで将来の会社の存続と発展に強い危機感を抱いていたことと、円高などで生産拠点の海外への移転が急ピッチで進む中で、日本の技術が空洞化してしまうことを憂慮して、「原点に帰った実務教育をし、優秀な技術者を県内に輩出できる場を自らの手で作りたい」という強い想いをもち、新潟県内の大手企業や新潟県に進出している大企業をも巻き込んで「新潟工科大学設立同盟会」を結成したことから始まりました。
そしてその熱意に新潟県、柏崎市と新潟県内のほとんどの市町村が賛同し、公私が協調してお金を出し合い、また募金を呼びかけて設置財源130億円を超える浄財により実現した大学です。
同盟会会員企業を含む県民の皆さんからのご寄附は3000件を超え、同盟会会員企業は約500社にも達しました。県内外の大手企業も参加しており、その業種も製造業を中心にあらゆる業種にわたりました。
つまり本学は、ひとりのオーナーのための大学でなく、県内の会社社長たちの想い、新潟県、県内市町村そして多くの県民の想いがひとつになって作られた大学と言えます。
全国に多くの大学がありますが、このようなことは、ほとんど例のないことだと言われています。
また、新潟県の産業界が業種や規模の壁を超えてこれ程までにひとつになった例も初めてであり、開学したのちにおいてもこれまでの「新潟工科大学設立同盟会」を発展的解散し、組織を新たに誕生した「新潟工科大学産学交流会」がその意志を引き継ぎ、新潟工科大学へさまざまな支援を続けています。
年 | 月 | 内容 |
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1990年[平成 2年] | 9月 | 新潟工科大学設立同盟会設立 |
1992年[平成 4年] | 12月 | 財団法人新潟工科大学設立準備財団設立 |
1994年[平成 6年] | 12月 | 学校法人新潟工科大学設立 |
1995年[平成 7年] | 3月 | 校舎等建物完成 |
4月 | 新潟工科大学開学 【工学部】 機械制御システム工学科 情報電子工学科 物質生物システム工学科 建築学科 |
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1996年[平成 8年] | 10月 | 中国:哈爾濱(ハルビン)理工大学と学術交流に関する覚書締結 |
1998年[平成10年] | 3月 | 韓国:建国大学校工科大学と学術交流に関する覚書締結 |
10月 | 地域産学交流センター開設 | |
1999年[平成11年] | 3月 | 同窓会設立 |
4月 | 大学院工学研究科修士課程設置 【工学研究科】 高度生産システム工学専攻 自然・社会環境システム工学専攻 |
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2000年[平成12年] | 1月 | 新潟産業大学との単位互換協定締結 |
2001年[平成13年] | 3月 | 大学院棟完成 |
4月 | 大学院工学研究科博士後期課程設置 【工学研究科】 生産開発工学専攻 |
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2002年[平成14年] | 9月 | 博士(工学)学位第1号授与 |
2005年[平成17年] | 11月 | 中国:哈爾濱(ハルビン)理工大学と学術交流協定調印 |
2007年[平成19年] | 4月 | 学習支援センター(現 教育センター)開設 |
2008年[平成20年] | 3月 | 講義棟、福利厚生棟完成 |
4月 | 物質生物システム工学科を環境科学科へ改組 | |
2009年[平成21年] | 5月 | 柏崎市・新潟産業大学と連携協定締結 |
11月 | 上越市と「ものづくり支援パートナー協定」締結 | |
12月 | 「原子力耐震・構造研究拠点」発足 | |
2010年[平成22年] | 2月 | 長岡造形大学との単位互換協定締結 |
3月 | 長岡技術科学大学との単位互換協定締結 | |
7月 | 新潟大学工学部との単位互換協定締結 | |
8月 | モンゴル:モンゴル科学技術大学と学術交流協定調印 | |
11月 | 原子力耐震・構造研究センター完成 | |
2012年[平成24年] | 4月 | 博士前期課程2専攻を1専攻に改組 【工学研究科】 生産開発工学専攻 |
9月 | モンゴル:モンゴル科学技術大学と学術交流に関する覚書締結 | |
11月 | 滋養・薬効研究センター(現 食品機能開発研究センター)開設 | |
2013年[平成25年] | 4月 | キャリアセンター開設 |
4月 | 原子力安全・安心創造センター開設 | |
2015年[平成27年] | 3月 | 刈羽村・新潟産業大学と連携協定締結 |
4月 | 工学部4学科を1学科へ改組 【工学部】 工学科 |
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2016年[平成28年] | 7月 | 柏崎信用金庫と連携協定締結 |
2017年[平成29年] | 1月 | 上越教育大学と連携協定締結 |
6月 | 新潟工業短期大学と連携協定締結 | |
2018年[平成30年] | 1月 | 風・流体工学研究センター開設 |
1月 | ドイツ:オットーフォンゲーリック大学マグデブルクと学術交流協定締結 | |
3月 | ものづくり工作センター開設 | |
7月 | 糸魚川市と連携協定締結 | |
8月 | アメリカ:フロリダ国際大学と学術交流に関する覚書締結 | |
8月 | ブルガリア:ソフィア技術大学と学術交流に関する協定締結 | |
11月 | 佐渡市とパートナー協定締結 | |
12月 | タイ:カセサート大学と学術交流協定締結 | |
2019年[令和元年] | 4月 | 情報センター開設 |
5月 | メキシコ:メキシコ国立工科大学ラグナキャンパスと学術交流協定締結 | |
7月 | スロベニア:リュブリャナ大学と学術交流協定締結 | |
9月 | 神奈川工科大学と連携協定締結 | |
12月 | イタリア:カンパニア大学ルイジ・ヴァンヴィテッリと学術交流協定締結 | |
12月 | 風・流体工学研究センターと新潟大学災害・復興科学研究所との連携協定締結 | |
2020年[令和2年] | 7月 | 燕市と包括連携協定締結 |
8月 | 南魚沼市と包括連携協定締結 | |
11月 | 魚沼市と包括連携協定締結 | |
2021年[令和3年] | 3月 | 風・流体工学研究センターと東京工芸大学風工学研究センターとの連携協定締結 |
3月 | 小千谷市と包括連携協定締結 | |
8月 | 風・流体工学研究センターと国立研究開発法人防災科学技術研究所 雪氷防災研究センターとの連携協定締結 | |
2022年[令和4年] | 4月 | 地域安全・安心研究センター開設 |
11月 | 風・流体工学研究センターと公益社団法人中越防災安全推進機構との連携協定締結 | |
12月 | 柏崎市・柏崎商工会議所との連携協定締結 | |
2023年[令和5年] | 3月 | フィールドロボティクス研究室 ドローン性能評価研究試験場完成 |