受験生の保護者の方へ

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知っていただきたい7つのポイント

進学は人生における大きな分岐点です。専門学校か大学か、大学ならどこへ進学するのか。
また、4年間にかかる学納金、通学や日常生活、卒業後の進路など、さまざまな心配ごとがあると思います。
ここに示すデータや情報などから客観的にご判断いただき、ご本人はもちろん、保護者の皆さまにとっても、納得のいく進路選択の一助となれば幸いです。

1.新潟工科大学とは、どのような大学ですか?

「企業がつくったものづくり大学」です。

新潟工科大学は、新潟県内の企業約500社の「原点に帰った実務教育を行い、優秀な技術者を輩出できる場を自らの手で作りたい」という強い想いのもとに、多くの自治体や県民の皆さまと一つになって開学した大学です。産学連携を通じた産業界への貢献を理念とし、社会に求められているものづくりの人材を育成しています。本学の工学教育プログラムは、ものづくりに必要とされる「深い専門性の探究」と「幅広い分野の知識修得」を学生自身が選択できる自由度の高さが特徴で、入学後、自身の適性や希望によって2年次にコースを選択していきます。
また、新潟工科大学産学交流会の企業が教育活動等をバックアップしています。

新潟工科大学
産学交流会

平成2年9月、新潟県内外の製造業経営者を中心に「新潟工科大学設立同盟会」が設立され、開学の推進力となりました。大学開学後は「新潟工科大学産学交流会」に組織変更し、現在300社を超える企業が加盟。大学の教育研究活動に関する支援、学生生活の向上や奨学金制度など、さまざまな活動により本学を強力にバックアップしています。

連携体制 企業人講演 産業界で活躍する技術者や経営者を招き、企業の社会的役割や先端技術を学びます。
インターンシップ 企業の現場を体験することで、将来の職業観の醸成と社会人としての意識の伸長を図ります。
工学プロジェクト 企業人を講師に招き、学年・学系・コース混在グループにより企業の課題解決に取り組みます。
オンキャンパス企業見学会 各企業の方から自社製品やパネルを用いて、自社の得意とする技術や社員として求められるスキルを
説明していただき、低学年のうちから職業観を高めます。
合同会社説明会 大学内で行われる合同会社説明会に参加し、就職希望者に対し、企業理念や業務内容、選考スケジュール
などの採用に関する情報を提供します。
給付型奨学金、表彰支援 学生の夢や希望を応援したい企業が資金提供する、返還不要の奨学金があります。
また、学生の資格取得や課題活動を表彰する制度(チャレンジアップ制度)への支援があります。

2.なぜ大学で学んだほうがよいのですか?

現代社会で必要な知識や技術レベルはどんどん高度化しています。

社会は目まぐるしく変化し、特にものづくりにおける製品や技術は日々高度化し、また複合化しています。多くの専門学校で学ぶような実務教育や技能では、これらの進歩についていくことは困難です。むしろ普遍的な基礎に基づく専門の知識と技術、そしてこれらの応用力を修得しながら幅広い教養を身に付けることができる大学の学びが、未知の分野に対応する確かな力を育てていくのです。

今や6割以上が大学等に進学。正社員の割合も約8割に。

全国の大学・短大への進学率は60.4%、うち大学(学部)の進学率は56.6%(出典:文部科学省「令和4年度学校基本調査」)でいずれも過去最高となり、大学等への進学は一般的(ユニバーサル)になっています。また、企業も厳しい競争環境の中、専門性を身に付けた大卒者を正社員として採用する傾向にあります。

長い職業人生の出発点。得られる機会や生涯賃金は大きな差に。

大卒者は企業を支えるリーダーとしての役割を期待されています。経験する業務も多岐にわたり、その裁量も年々大きくなっていきます。また、その期待は、採用の段階から賃金として反映されます。月収の違いは年収、そして生涯賃金に大きな差を及ぼします。

最終学歴別の雇用形態
最終学歴別の雇用形態
標準労働者の生涯賃金(60歳まで、退職金を除く)
標準労働者の生涯賃金(60歳まで、退職金を除く)

3.きちんと就職できるのでしょうか?

開学以来、高い就職率を維持しています。

新潟工科大学は不況下でも求人企業が多く、また、就職率が高いことが強みです。大学開学以来の卒業生25期生までの平均就職率は、95%を上回っています。就職ガイダンスの開催や教職員の親身な支援・指導、本学の支援団体「新潟工科大学産学交流会」の各種支援はもちろんのこと、企業が採用したいと思える、ものづくりに必要な知識・能力を修得した学生を輩出している成果が確かな実績につながっています。

本学の就職率
本学の就職率
一人ひとりに目の行き届いた充実の就職サポート。
一人ひとりを個別指導

就職担当課及び学生と日常的に接している指導教員が連携し、助言・指導を行います。
また、特任教授などによる専門的な立場からの助言など、各方面から学生一人ひとりを見守ります。

学内合同会社説明会

新潟工科大学産学交流会会員企業や卒業生の就職先企業が参加する合同会社説明会を開催しています。この他、学内において個別会社説明会を随時開催しています。

充実の求人情報

求人検索サイトが整備されており、いつでも閲覧できます。
業種別、所在地別の検索や採用実績などの情報をそろえています。学外からでも最新情報にアクセスすることができます。

卒業生との懇談会・
情報交換会

卒業生を講師として招き、在学生と懇談する機会を設けています。パネルディスカッション、ブース展示、企業説明会等を通して、大学生活の過ごし方や企業の魅力等をざっくばらんに学びます。

県外出身者をサポート

新潟県外出身者の就職活動をサポートするため、「Uターン・県外就職ガイダンス」を開催します。また、東京・富山・長野の就活イベントに無料送迎バスを運行。県外企業への求人開拓を行っています。

2022年度実績
就職率

99.2%(開学以来の平均就職率95%以上)

上場企業・300人以上の企業・公務員への就職割合

46.5%

「新潟工科大学産学交流会」企業への就職状況

31社50人(就職者全体の39.4%)

就職満足度

99.2%(「大変良かった」「良かった」の割合)

就職率が高い
だけでなく、
内定先への
満足度が高い
卒業生の主な就職先

4.学納金はどのくらいかかりますか?

本学の入学初年度の年間学納金は1,580,000円、在学期間の学納金合計は5,720,000円です。
全国の私立大学理科系学部の平均額以下です。

※全国の私立理科系学部(昼間部)の入学初年度年間納付金の平均額は1,627,266円(実験実習料を含めた額)
(出典:文部科学省「令和3年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」)

学納金
(注1)上記以外に後援会費(50,000円)が入学時に1回のみ必要となります。
(注2)次年度以降の学納金納入は、4月と10月の分納となります。
区分 初 年 度 2年次 年額 3年次 年額 4年次 年額
入学手続時 後 期 年額
入 学 金 200,000円 200,000円
授 業 料 460,000円 460,000円 920,000円 920,000円 920,000円 920,000円
実験実習費 90,000円 90,000円 180,000円 180,000円 180,000円 180,000円
施設設備費 140,000円 140,000円 280,000円 280,000円 280,000円 280,000円
学 納 金 計 890,000円 690,000円 1,580,000円 1,380,000円 1,380,000円 1,380,000円

計5,720,000円

5.特待生制度や奨学金制度はありますか?

入学前と入学後を対象とした経済的支援制度があります。
経済的支援制度一覧
※1 原則として2年間の継続を保証します。3年次、4年次の進級時に修学状況と人物評価を総合して継続を審査します。
※2 各年次の進級時に資格継続を審査します。
種 別 待遇 定員
入学前 推薦特待生 特待生60
正規学納金(年額)
1,380,000円
60%減免
減免後(年額)
552,000円×4年間※1
16人
特待生30
正規学納金(年額)
1,380,000円
30%減免
減免後(年額)
966,000円×4年間※1
12人
一般特待生 特待生100
正規学納金(年額)
1,380,000円
100%減免
減免後(年額)
0円×4年間※1
4人
特待生60
正規学納金(年額)
1,380,000円
60%減免
減免後(年額)
552,000円×4年間※1
13人
資格特待生  
正規学納金(年額)
1,380,000円
30%減免
減免後(年額)
966,000円×1年間
その他 入学金免除

入学金免除(入試区分により10万円または20万円
(総合型選抜、学校推薦型選抜の合格者、本学卒業生の子又は卒業生・在学中の兄弟姉妹が入学した場合)

研究活動費

研究活動費(年間上限20万円×4年間
(総合型選抜(専願型女子特別枠)の合格者(入学者))

帰省支援金費

帰省支援金(15万円×4年間
(学校推薦型選抜(専願型県外高校枠)の合格者(入学者))

入学後 新潟工科大学産学交流会奨学金
「未来応援プログラム」
月5万円(年間60万円)を給付(他の奨学金制度と併用可)
(ものづくりに対する夢やキャリア形成に意識の高い者)
毎年度
54人程度
緊急(貸付・給付)奨学生 家計が急変し、就学継続が困難になった者に対し、
年間学納金を上限として貸与又は給付を受けることができます。(在籍中2回まで)
推薦特待生

「推薦特待生選抜試験」の結果及び面接試験の結果に基づき選抜する制度です。

【対象者】

  • 総合型選抜A日程の出願者
  • 学校推薦型選抜A日程の出願者
  • 上記のうち、推薦特待生を希望する者
一般特待生

「一般選抜」および「大学入学共通テスト利用選抜」の結果に基づき選抜する制度です。

【対象者】

  • 一般選抜(2科目型・3科目型)A日程・B日程の出願者
  • 大学入学共通テスト利用選抜A日程・B日程・C日程の出願者
  • 総合型選抜A日程・B日程、学校推薦型選抜A日程・B日程の入学手続者のうち、一般特待生を希望する者
  • ※同選抜において入学手続を行った者は、別の日程の一般特待生に出願することはできません。


資格特待生

本学が指定する次の資格を入学(2024年3月29日)までに1つ以上取得した者を採用します。

  • ジュニアマイスター顕彰制度におけるジュニアマイスターシルバー以上
  • 情報処理技術者試験(ITパスポートを除く)
  • 甲種又は乙種全類危険物取扱者
  • 建築大工技能士2級
  • 福祉住環境コーディネーター2級以上
  • 各種建築設計競技大会での入賞(個別審査による)
  • 実用英語技能検定2級以上
  • GTECスコア960点以上(検定版・CBTタイプに限る)

【対象者】全ての入学者選抜の合格者(3年次編入、大学院除く)

経済的支援制度の重複採用

制度の種別により重複して待遇を受けることができるものは次のとおりです。
なお、重複採用のできない複数の種別に採用された場合、待遇の大きい種別の採用者として取り扱います。
また、一般特待生の出願前に推薦特待生(特待生60又は30)等に採用された者は、一般特待生に出願し、より待遇の大きい種別の採用者になることもできます。

制 度 入学金免除 研究活動費 帰省支援金
推薦特待生 特待生60 ×
特待生30 ×
一般特待生 特待生100 ×
特待生60 ×
資格特待生

◯:重複採用可
×:重複採用不可(待遇の大きい種別で採用)
※資格特待生が他の特待生と重複採用になった場合の待遇は、年間学納金(1,380,000円)を上限に学納金を免除します。  

新潟工科大学産学交流会奨学金「未来応援プログラム」

産学交流会会員企業の寄付金を原資にした給付型奨学金制度です。
【対象者】学部生、大学院生
【選考基準】

  • 学業及び人物ともに優秀で次の成績基準を満たしている者
  • 直近1年間のGPAが2.0以上(1年次生と3年次編入学生はGPAの基準を設けない)
  • ものづくりに対する将来の夢やキャリア形成が明確であり、実現性が高いこと

※ 特待生等の他の奨学金制度との併用可能です。

外部団体の奨学金制度も充実しています。
日本学生支援機構奨学金

高校在学中の予約申請のほか、大学入学後も申請ができます。人物・学業成績・家庭状況等を基に選考して、日本学生支援機構に推薦します。

日本学生支援機構奨学金
日本学生支援機構奨学金

※詳細は日本学生支援機構ホームページをご覧ください。

地方公共団体・民間育英団体の奨学金

地方公共団体や民間育英団体からの募集案内を、その都度、お知らせします。

日本政策金融公庫「国の教育ローン」

入学時の納入金や入学準備に利用される方が多いようです。日本政策金融公庫国民生活事業の各支店、最寄りの金融機関で取り扱いをしています。

日本政策金融公庫「国の教育ローン」
オリコ学費サポートプラン

本学は(株)オリエントコーポレーション(オリコ)と提携し、「学費サポートプラン」をご案内しています。オリコが学納金を立替え、オリコに毎月分割で返済する制度です。
※詳細は、オリコ学費サポートプランホームページをご覧ください。

返還(返済)シミュレーションにより目安が確認できます。

利用者の多い日本学生支援機構奨学金、国の教育ローンは、それぞれのホームページにある返還(返済)シミュレーションにより目安の金額を確認することができます。なお、奨学金や借入金は返還(返済)の義務があります。必要な金額を利用し、その金額の範囲内で計画的に学生生活を送ることが重要です。

6.通学手段はどのようなものがありますか?

大学の講義時間に合わせた無料バスを運行しています。

30%の学生が自動車で通学しており、大学構内には447台収容の学生駐車場を完備しています。また、東三条駅・長岡駅・長岡ICからスクールバス、柏崎駅から無料の路線バスを運行しています。

大学の講義時間に合わせた無料バスを運行しています。
通学方法
通学方法
通学時間
通学時間

7.学生はどのように生活していますか?

ご子女の修学状況を確認できます。
前期・後期の2学期制です。

本学では、4月から始まる「前期」と9月から始まる「後期」の2学期制を採用しています。
一部の通年科目を除き、ほとんどの授業科目が学期ごとに終了し、それぞれで成績評価(単位認定)をします。

学年暦の目安

前  期 4月上旬~8月上旬
夏期休業 8月中旬~9月下旬
後  期 9月下旬~1月下旬
冬期休業 12月下旬~1月上旬
春季休業 1月下旬~3月末日

保護者用ポータルサイトを開設しています。

本学では、ご子女への適切な修学指導及び支援を行うことを目的として、保護者の皆さまに修学関連情報を提供するポータルサイトを開設しています。
スマートフォンやパソコン等からポータルサイトにアクセスして、講義出欠情報をいつでもどこでも確認できます。
また、毎年秋に学内で教員保護者交流会を開催しており、担当教員と直接面談を行う機会も用意されております。

提供内容
  • 履修情報(授業時間割)
  • 講義出欠状況等の修学関連情報
地域別入学者状況(2023年度工学部入学者・高校所在地別)

全学生の60%が一人暮らし。大学の指定アパート等を利用しています。

60%の学生が一人暮らしをしており、アパート入居希望者には大学周辺の物件を紹介しています。一人暮らしの費用は、仕送りのほか、アルバイトや奨学金により賄っている学生がほとんどです。
アルバイトは、常時又は休業期間中に行っている学生が約82%となっています。なお、学生には大学内で実施できるアルバイト(図書館スタッフ、広報スタッフ、オープンキャンパス、講義のアシスタント)の斡旋を行っています。 また、奨学金利用者のうち約72%は、日本学生支援機構の奨学金で、近年は高校等在学中に申請する予約採用を受ける学生が多くなっています。

学生の収入(仕送り・小遣い・アルバイト・奨学金)は以下のようになっています。

日本学生支援機構奨学金

(出典:本学「2022年度学生生活に関するアンケート」)

より詳しい情報はこちら

後援会

お問い合わせ

E-mailアドレスの「@」を半角に置き換えてください。

入試・大学見学に関するお問い合わせ

入試広報課
TEL:0120-8188-40(フリーダイヤル:携帯可)
FAX:0257-22-8226
E-mail:nyuushi@adm.niit.ac.jp

修学や学生生活に関する問い合わせ

学務課
TEL:0257-22-8102
FAX:0257-22-8123
E-mail:gakumu@adm.niit.ac.jp

就職に関するお問い合わせ

キャリア・産学交流推進課
TEL:0257-22-8110
FAX:0257-22-8123
E-mail:syuusyoku@adm.niit.ac.jp