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数値から価値の創造へ

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新潟工科大学では、開学時より国内最大級の大型風洞実験装置を設置し、地域の「風」の問題に着目した研究に取組んできました。その成果は、朱鷺メッセ等の実際の建築物の風環境評価にも役立てられています。「風」は空気の流れ、すなわち流体の動きに他なりません。近年、新しい流れの解析手法として注目されている数値流体力学(Computational Fluid Dynamics; CFD)の風工学分野への応用に関しても、開学以来研究を続け、世界的にも注目される研究成果を挙げてきました。
風をはじめとする空気や液体などの流体の動きは、複雑で捉えにくいものですが、その特性を知り、また適切に制御することで、「ものづくり」から「まちづくり」までの工学の様々な局面における安心や安全、新しいアイデアや価値を生み出すことが可能になります。当センターは、そのような風や流れに関する課題解決と人材育成を進める地域の拠点となるべく設立されました。当センターの有する装置や知識、経験をぜひお役立てください。

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