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地元小学生が親子で防災について学びました

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地元小学生が親子で防災について学びました

柏崎市立北鯖石小学校の4年生児童と保護者36名が7月12日(金)に本学を訪れ、風や地震などの防災について体験を交えながら学びました。

体験内容や自然災害についての全体説明の後、2組に分かれて大型風洞内での強風と3次元振動台での地震の揺れを体験しました。

風・流体工学研究センターの風洞実験室では、風速10m/sの風を全身で受け、友だちにしがみついたり、大声ではしゃいだりしていました。保護者からは「風速10m/sが予想以上に強く、この風速で何かが飛んできたらぞっとする」との感想がありました。また、強風体験の待ち時間には学生のサポートで空気砲を使って風の力を体感しました。

地域安全・安心研究センターの振動実験室では、中越沖地震と中越地震を再現した揺れを体験しました。子どもたちは振動台が揺れ始めると、声も出ないくらい真剣な様相で、落下防止柵にしっかりとつかまっていましたが、揺れに慣れてくると、ようやく驚いた声を上げていました。保護者からは、揺れが終わっても、揺れている感じがするという感想がありました。

体験後、本学の研究で作成した、地震時の教室にある机や椅子の様子を動画で視聴し、地震時の身の守り方について多くの質問が出ました。子どもたちは「ここで強風が吹いたら」「ここで地震が起きたら」と普段から少し考えるだけで身を守る行動ができることを学びました。

この日の体験が普段の生活やいざという時の参考になれば幸いです。

風と建物についての説明(富永禎秀センター長・教授) 地震についての説明(涌井将貴准教授)
強風体験の様子
地震体験の様子
空気砲の体験

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