工学部・大学院

Faculty of Engineering / Graduate School

学びを支える・成長を実感できる学修サポート体制

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学修成果の可視化を用いた学びの改善

学修成果の可視化を用いた学びの改善

学びの改善ループ

学びの改善ループ

大学での学びは、授業科目の成績(点数)も大切ですが、社会で活躍するために、何がどの程度できるようになったかを知り、できることの内容、質・数を増やしていくことが大切です。新潟工科大学では、このような力を「学修成果の可視化」※を行うことによって容易に示すことが可能です。将来の夢・目標実現に向かって、学生一人ひとりが「計画」、「実行」、「評価」、「改善」を行う学びの改善ル ープを実施することにより、近づくことができます。また、本学の「企業がつくったものづくり大学」のメリットを活かして、企業の声を参考に改善を進めることも可能です。本学の教員も授業・実験内容について、同様の改善ル ープを行って、授業改善を行っています。これらの仕組みは、平成26年度から令和元年度まで「大学教育再生加速プログラム」で先進的な取組みを実施する大学として採択され、文部科学省から補助金を頂きながら整備しました。

※学修成果の可視化とは…大学での学びで身に付けたり、できるようになったことを見える化すること。この見える化によって、自分の現在の能力を把握して、将来の夢・目標を叶えるための学びの改善を容易に行うことができるようになります。

学びの可視化のための取組み

01 ルーブリックによる可視化
01 ルーブリックによる可視化

実験のレポートや工学ゼミの作品などは、みなさんがその成績(点数)を見ても、どこが悪いか、どんなふうにすればよいものができるか分かリません。本学ではこのような科目については、ルーブリック評価を行ってわかりやすく可視化しています。これは例えば、フィギュアスケートの採点のような仕組みで、ここまでできれば何点というようになっており、学生が目標を持って取組める特徴があります。

02 達成度自己評価システム
02 達成度自己評価システム

さまざまな学びによって身に付けた力を総合的にまとめて可視化したものです。例えば、専門の力はどのくらい、基礎学力はどれくらいというのが可視化されます。達成度自己評価システムは、パソコン、スマホから簡単にアクセスでき、常に自身の夢や目標と対比しながら振返りが可能になっています。また、この情報は教職員にも共有され、定期的に実施している教員との個別面談に活用されています。

教育センター

講義で分からないところや、高校で十分に学習していなかったところなどを専門の教員が丁寧に個別で指導します。また、TOEICなどの資格取得のサポートや、SP|、教員・公務員採用などの就職試験対策も行っています。

相談例

  • 高校で学習していないところがあって講義の内容がよく分からない。
  • 基礎学力を身に付けたい。
  • 資格を取得したい。
  • 公務員採用試験対策の勉強がしたい。
  • 勉強の進め方が分からない。
教育センター

高校や大学教員経験者、大学院でカウンセリングを学んだ教員が、親身になって応じています。

きめ細やかな学生サポート

  • 少人数教育

    実験•実習、ゼミや卒業研究などは、5名程度の少人数によリ行います。また、1年次の基礎数理、基礎物理及び英語なども、習熟度によりクラスを分けて指導します。

  • 助言教員制度

    学生5名程度のグループに、高校の担任に替わる助言教員が配置されます。助言教員はゼミなどを通して、授業内容、コース選択や学生生活上のアドバイスを行います。

  • オフィスアワー

    全ての教員が、学生の訪問を受け付ける時間として「オフィスアワー」を設けています。授業や学生生活はもちろん、どんな内容でもOKなので気軽に相談できます。

基礎を固め、成長を促す

  • eラーニング

    1年次の基礎教育の一環として、eラーニングシステムを導入しています。自由に空き時間を利用して高校までの数学、英語などの学び直しができます。

  • 英語コミュニケーション

    通常の英語科目のほかに、1年次から英語会話科目やTOEICに対応した授業を開講。技術者として必要なコミュニケーションツールとしての英語を習得します。

  • 資格取得支援

    高等学校教諭一種免許状(工業)のほか、各コースで推奨する資格の取得支援を行っています。通常の授業のほか、課外で開設する講座もあります。

ICT教育

01 遠隔授業の実施
01 遠隔授業の実施

学内全域でWi-Fi接続が可能でパソコンやタブレットを使用してオンデマンド方式やライブ 方式による遠隔授業ができる環境を整えています。

02 高度シミュレーション実習室
02 高度シミュレーション実習室

先進企業で使用されている高度なシミュレーションシステムを完備。構造、音響、圧電、電熱、振動、流体等の解析を行うことができます。

03 電子黒板・プロジェクタを全ての講義室に完備
03 電子黒板・プロジェクタを全ての講義室に完備

パソコンやタブレットと電子黒板のプロジェクタをワイヤレスで接続するシステムを完備。手軽にプレゼンテーションやグループワークに活用することができます。

04 計算機実習室
04 計算機実習室

学生用に約80台のパソコンが設置された実習室。多様な学びに対応できるように、Photoshop、Illustratorなどの画像処理ソフト、SolidWorksなどの各種CADソフト、Visual Studio などのプログラミングソフトがインストールされています。