資格取得をバックアップ
高等学校教諭、特殊無線技士の資格が取れます。さらに、情報処理技術者(国家資格)については試験対策の科目を設けています。
資格取得
取得できるもの
高等学校教諭一種免許状(工業・情報) [教職課程履修者]
第一級陸上特殊無線技士 [無線通信関係の科目履修者] <= 詳細は下記参照!
第三級海上特殊無線技士 [無線通信関係の科目履修者]
卒業後、資格が得られるもの
技術士補
受験資格に特に制限がないもの
情報処理技術者、エネルギー管理士、電気通信主任技術者、航空工場検査員、廃棄物処理施設技術管理者、工事担任者、放射線取扱主任者、衛生工学衛生管理者、核燃料取扱主任者 (※実務経験を必要とする資格を含む)
*情報処理技術者の資格取得を目指す方のために「情報処理技術演習 I (1年後期)」と「情報処理技術演習 II (2年前期)」が開講されています。特殊無線技士の資格
資格の概要
情報電子工学科では、次の2つの特殊無線技士の資格取得の認定を受けています。それぞれ所定の科目の単位を取得した上で卒業すると、資格を取得することができます。
「第1級陸上特殊無線技士」
(操作範囲:陸上無線局の空中線電力500W以下の多重無線設備で、30MHz以上の周波数の電波を使用するものの技術操作など。 業務内容:電気通信事業者、電力会社、放送事業者、公共機関などで利用されるマイクロ波の多重無線設備の操作や第2級、第3級陸上特殊無線技士の操作範囲にあるタクシー、トラックなどの陸上移動関連の通信を行う無線局の操作など。)
「第3級海上特殊無線技士」
(操作範囲:船舶に施設する空中線電力5W以下の無線電話で25,010KHz以上の周波数の電波を利用するものの国内通信のための通信操作など。 業務内容:沿岸漁業用の小型漁船、モーターボートなどのレジャー船舶に開設した船舶局の操作など。)
履修要件
資格取得のために、単位を取得する必要がある科目は、下表のとおりです。
第1級陸上特殊無線技士
科 目 名 [単位数]
電気電子計測 [2]
通信基礎 [2]
伝送システム [2]
情報電子実験Ⅰ [2]
情報電子実験Ⅳ [2]
電波法規 [2]
第3級海上特殊無線技士
科 目 名 [単位数]
通信基礎 [2]
伝送システム [2]
電波法規 [2]
申請手続き&履修上の注意
資格申請の手続きは、本学卒業後、現在の住民票がある都道府県を管轄する総務省総合通信局に、必要書類を揃えて本人が申請します。詳細は、各地区の総合通信局ホームページ等で確認して下さい。新潟・長野の方は、信越総合通信局へ申請します。平成22年4月より申請書の様式が少し変わります。陸上と海上を同時に申請する場合は、申請用紙が2枚必要です(写真、手数料は2枚分)。その他の書類[卒業証明書・成績証明書(科目履修証明書)・返信用封筒・住民票の写し(住民票コードの記載で省略可)]は、一緒に同封して申請を行うに限り、それぞれ1部で良いようです。
資格取得に必要な各科目の単位は、工学部卒業時までに履修する必要があります。工学部卒業後にこれらの科目を履修しても、資格を申請することはできません。