微生物の力を活用して廃棄物からエネルギー等の有用資源に変え循環型社会システムの構築を目指しています。
目では見ることが出来ないが顕微鏡で見ることが出来る小さい生き物が微生物です。微生物が持っている驚異のパワーを上手に利用して、生ゴミや廃水等の廃棄物を水素やメタン等の燃料や液体肥料に変えて、再び有用資源として利活用出来る地域循環型社会システムの構築をいっしょに目指してみませんか。
生ゴミやバイオディーゼルを作るときに副生するアルカリ含有廃グリセリン等を空気と遮断し、温度とpHを上手にコントロールすることにより、水素生成微生物やメタン生成微生物が活発となり、水素やメタン等の燃料を取り出すことが可能です。
油を分解する酵母を探索しています。
食用油は水と分離し易く、水素発酵やメタン発酵に適さないと指摘されています。また、油分を多く含む飼料は、家畜の肉質に悪影響を与える場合もあります。そこで、桜や水仙等の花びらから食用油を分解する酵母を探索しています。
生物、環境、エネルギー、IT をキーワードに以下のようなことをしています。微生物の自然界からのスクリーニング、嫌気・好気同時培養プロセスによる有用物質生産、微生物培養制御へのIT 活用、柏崎市での酸性雨・雪のモニタリング、室内環境汚染物質のモニタリング、有機性廃棄物の生物的処理とエネルギー化、等々。
TEL: 0257-22-8144
E-mail:onodera@acb.niit.ac.jp
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