生体組織・構造・機能の解明にシミュレーション解析を適用して、安心安全な医療の実現に取り組んでいます。
バイオメカニクスは、生物の構造や運動を力学的に調べる学問です。研究成果はヒト型やヘビ型などのロボット開発、スポーツでの成績向上、モーションキャプチャーなどさまざまな分野に応用されています。医療では、バイオメカニクスに基づく研究成果が数多く生かされ、医療技術の高度化や先端治療の実現に応用されています。
病気や怪我の治療のためにさまざまな手術が 行われます。安全で確実な手術結果を得るため に、有限要素解析法とシミュレーション技術を応 用した研究を行っています。
例1)骨に差し込まれた人工股関節ステムが手術後に動 きやすいかどうかの予測をすることができます。
病気や怪我の治療のためにさまざまな手術が 行われます。安全で確実な手術結果を得るため に、有限要素解析法とシミュレーション技術を応 用した研究を行っています。
例2)骨折部の骨をつなぐため、プレートやスクリューなどが使用されますが、手術後に確実に骨折治療が進むような手術支援を行っています。
手術にはさまざまなデバイスが使用されています。使用しやすく、最適な治療効果を達成するために、それらデバイスの革新的設計・開発を行っています。
3Dプリンタを用いて、実物そっくりな造形モデルを開発しています。骨の3次元コンピュータモデルから実物大で骨の強度を模擬した骨造形モデルを作っています。
工学技術の一つである有限要素解析によるシミュレーション技術を医療分野に応用する研究に取り組んでいます.また,医療福祉機器の開発などにも取り組んでいます.下記のテーマに関して技術相談・講演・共同研究などをご希望される場合はご相談ください.
TEL: 0257-22-8196
E-mail:sasagawa@mce.niit.ac.jp
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