基礎教育・教養系

松井研究室

松井 千鶴子教授

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研究概要

教師の力量の内実や形成の実際について、教師の意識から明らかにすることに取り組んでいます。学校の組織や教職員の関係性,校内研修などについてインタビュー調査を行い、M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)を用いて分析し、教師の意識の変容と力量形成との関係性等を明らかにします。 また、総合的な学習の時間を生かしたカリキュラム・マネジメントなどを調査し、カリキュラム・マネジメントにおける教師の自律に性ついても追究しています。

研究内容

・教師の内発的学校改革の意識
 行政主導の教育改革の動きが加速している現在、そのしわ寄せが教師の疲弊につながっていると思われます。上から下りてくる方策をこなすだけでは、学校の特色を生かした創意ある教育活動や教師の力量形成が十分には行われません。学校や教師が自律した存在として、内から学校改革に取り組んでいく必要があります。学校や教師が教育改革を進めていく階層の末端にあるという考え方ではなく、実践や経営の主体となるために必要となる要件について追究します。
・カリキュラム・マネジメントにおける教師の自律性
 カリキュラム・マネジメントが重視される今、カリキュラム・マネジメントを教師の自律性とのかかわりで捉えることが必要だと考えます。総合的な学習の時間に取り組む教師の意識にかかわるインタビュー調査等をもとに、カリキュラム・マネジメントの取組と教師の自律性について追究します。

企業の方へ

学校教育の充実のために教師の力量形成が欠かせません。教師の力量形成には何が必要となるかを追究しています。

メンバー

教職員

教授
松井 千鶴子

連絡先

松井研究室

TEL: 0257-22-8171    
E-mail: matsui@niit.ac.jp
E-mailアドレスの「@」を半角に置き換えてください。

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