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就職・キャリア支援 OB・OG
インタビュー

  • 技術を磨き、
    世界に通じるものづくりを目指して

    松本 泰河
    卒業学部 大学院博士前期課程:生産開発工学専攻 2024年3月修了
    工学部:工学科 化学バイオコース 2022年3月卒業
    就職先 日本精機株式会社 グローバル生産本部 金型成形技術部 製造成形技術
  • 現在どのような仕事をしていますか?

    日本精機株式会社の金型成形技術部で、自動車用メーターやヘッドアップディスプレイなどのプラスチック部品を製造するための金型をつくっています。金属部品を組み立てて金型を完成させ、試作品(成形トライ)を作って品質を確認し、問題がなければ国内外の工場へ出荷するまでが主な流れです。精密さが求められる仕事ですが、自分が手掛けた金型で製品が形になる瞬間に大きな達成感を感じます。

  • 新潟工科大を選んだ理由は?

    高校時代から化学に興味があり、ものづくりの分野に強い大学を探していました。新潟工科大学のホームページで「企業がつくったものづくり大学」という言葉に惹かれ、産業界との強い連携を持つ点に魅力を感じました。出身地の宮城県には化学系の専攻が少なく、学びの環境としても新潟工科大学が最適でした。オープンキャンパスでは、先生と学生の距離が近く、学びやすい雰囲気が印象的でした。

  • 今後の夢を教えてください。

    入社2年目として、まずは知識と技術を確実に身につけ、金型づくりの全体を理解できるようになることが目標です。将来的には、海外工場へ出張して現地で技術指導を行うことにも挑戦したいと考えています。特にインドなど海外の製造拠点に携わる機会があれば、自身のスキルをさらに磨けると思います。現在は、指導してくださっているOJTの先輩(入社8年目)のように、一人で業務を完結できる技術者を目指しています。

高校生へのメッセージ

まず、自分が何に興味を持っているのかを知ることが大切です。大学選びや将来の進路は人生に大きく関わる選択なので、「自分がやりたいこと」をしっかり考えてみてください。そして、やりたいことが見つかったら、迷わず突き進んでほしいです。受験勉強では、反復練習が何より大切です。1回でできなくても、繰り返すうちに確実に力になります。あきらめずに継続することで、自信と成果が必ずついてきます。

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