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就職・キャリア支援 OB・OG
インタビュー

  • 建築コンサルタントとして
    地域に貢献する

    宗村 悠雅
    卒業学部 大学院博士前期課程:生産開発工学専攻 2020年3月修了
    工学部:建築学科 2018年3月卒業
    就職先 株式会社ナルサワコンサルタント 高田支店 技術部 技術第一課
  • 現在どのような仕事をしていますか?

    建設コンサルタントとして、地域の要望を技術的に解決する仕事をしています。主に県からの依頼を受け、道路や排水路の設計を担当し、ドローンを活用した測量や図面作成も行います。業務の幅が広く、大学で学んだ以上の知識が必要ですが、その分、建築から土木へと視野が広がりました。特に3D資料作成の技術を評価されることが増え、やりがいを感じています。災害復旧業務が印象的で、経験を積むごとに業務の理解が深まり、スムーズに進められるようになっていることに自身の成長を感じています。

  • 新潟工科大を選んだ理由は?

    建築に興味があり、実践的な学びができる新潟工科大学を選びました。特に、風洞実験室などの施設が整っており、都市の風の流れを研究できる環境が魅力でした。在学中は仲間とリノベーションを行い、シェアハウスを作って完成後も一緒に生活する貴重な経験をしました。建築学科の卒業設計は徹夜作業もあり大変でしたが、その分達成感があり、工科大学での学びが自分の成長につながったと実感しています。

  • 今後の夢を教えてください。

    災害復旧業務に関わり、現場で支援業務を担当できるようになりたいと考えています。また、大規模道路の設計にも興味があり、その分野で活躍できる技術力を身につけたいです。将来的には、親しみやすく、楽しく仕事ができる先輩を目指し、後輩のサポートできる存在になりたいと思っています。専門知識を深めながら、現場での経験を積み、より多くの人の役に立てる技術者を目指していきます。

高校生へのメッセージ

大学では専門的な知識を学ぶ場ですが、どんな仕事に就きたいかをイメージしておくことが大切です。勉強はもちろん重要ですが、遊びやさまざまな経験も将来の準備になります。私は大学院でVRを使い、柏崎の災害前の様子を再現する研究を行いました。過去を振り返り、地元の声を活かすツールとして活用しています。ぼんやりでもいいので、自分がやりたいことを考えておくと充実した大学生活になると思います!

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