風・流体工学研究センターの富永禎秀センター長が9月25日(火)、中国・上海の同済大学で招待講演を行いました。この講演は、同大学で風工学を専門とするXuanyi Zhou（周晅毅）准教授の招きにより、以前から進めてきた共同研究プロジェクトを具体化するために、同大学を訪問した機会を利用して行ったものです。
同済大学の土木工学部門は、中国におけるトップ大学と認識されており、中でも風工学研究については、世界的にも有数の研究設備とスタッフを有しています。
講演の内容は CFD（数値流体力学）を市街地の風環境問題に適用する際の留意点を整理したもので、質疑や講演終了後も学生から大きな反響がありました。今後、都市の汚染物質拡散や積雪分布のシミュレーションに関して、同大学の研究グループと共同研究を進めていく予定です。
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