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水道事業PRコップをデザインしました
5月7日(水)に行われた柏崎市の定例記者会見において、櫻井雅浩市長から、本学の学生が参加した「水道事業PRコップ」プロジェクトが紹介されました。
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このプロジェクトは、柏崎での水道事業が今年で90周年を迎えるにあたり、柏崎のおいしく冷たい水道水を市民や柏崎を訪れる人たちにPRするため、市上下水道局と本学の建築・環境デザイン研究室(倉知 徹教授)と生活環境・空間デザイン研究室(黒木宏一准教授)の学生約20人が、昨年6月から共同で取り組んできたものです。
この日は市職員と本学学生がデザインした2種類のコップが紹介され、採用された学生が会見でコンセプトを披露しました。学生がデザインしたコップには、柏崎の水道の特徴である「安心」「安全」「安価」を表したイラストが描かれています。※1


原澤祐樹さん(大学院博士前期課程2年)
「柏崎の水道水の魅力を言葉と数値でわかりやすくまとめ、透明なグラスに白色のデザインを描くことで、冷たさや清涼感を視覚的に伝えられるように工夫した。このコップを通して、柏崎の水道水の良さを改めて感じてもらうとともに、実際に使ってもらえたらうれしい。このプロジェクトは大学で学んだ知識を、実際に活かすとても貴重な機会となった。この経験を今後のキャリア形成に生かしていきたい」

松浦咲稀さん(大学院博士前期課程2年)
「普段は大学で建築や空間デザイン、まちづくりについて学んでいるが、コップのような小さなアイテムにデザインを施すのは初めての経験で、戸惑うこともあった。自分たちがデザインしたコップを実際に使ってもらい、市民の意識を変え、生活の質を高めるきっかけになるとしたら、それがまちづくりの一環と言えるのではと気付いた。この経験を通して、小さなデザインにも大きな意味があることを学んだ。今後もこうした分野に積極的に取り組んでいきたい」

2種類のコップは8月29日(金)まで、水道水を提供する市内の飲食店と宿泊施設に協力を呼びかけ、1事業者あたり50個、計4,000個を配付します。
※1 柏崎市の水道水の特徴
・3つの水道水専用ダムがある。(全国でも珍しい)
・夏でも冷たい水を供給できる。(夏季は水温の低い取水口から採水)
・集水区域は国定公園内にあり、安全。
・コップ1杯(180ml)0.03円と安価。