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2015(平成27) 2014(平成26) 2013(平成25) 2012(平成24) 2011(平成23)
 
産業界で活躍する各企業の責任者から、創業から発展に至る経緯、企業の社会的役割、技術的な特色等について講演を聞き、勉学の意欲を高めると共に、折に触れ人生観や経営哲学を学びます。



機械制御システム工学科では、卒業生4人からお話をうかがいました。
 
前年度の産業と大学へ
 
本科目は、学部1年生対象の必修科目です。
学部2年生ではキャリアデザインⅡ、3年生ではキャリアデザインⅢを選択科目として履修できます。

この「キャリアデザインⅠ」では、入学直後の早い段階から、自らのキャリアについて考え、将来への目標やビジョンを持たせることを
目的として行います。
他人に自分の考えを伝える力(コミュニケーション力)を、1分間スピーチ、グループワークなどで養い、表現力、伝達力を高め、
自分の考えを伝えられるようにします。



初回の授業ではガイダンスを行いました。
このガイダンスでは、本学の開学の理念、就業力育成で目ざす「社会的・職業的自立」、就業力科目の内容を伝えました。
合わせて、この授業でポートフォリオシステムを利用する方法についても説明しました。

2回目以降の授業では、
  毎回決められた課題を授業で提出します。授業ではその課題を使って少人数のグループで実施します。
  (授業では、自分が行ってきた課題に対して、グループメンバーとグループ討議を行います。
   メンバーとのグループ討議結果を課題に反映させることで、1回の授業としてのサイクルとします)
         
   さらに、1分間スピーチも実施しています。
   事前に決められたメンバーが、壇上で一人ずつスピーチを行います。
   内容を1分間に整理・集約させる力、伝える力・話す力などについても早い段階から
   必要な能力と認識させることや発表を行うことでプレゼンテーション力の向上を目的として実施します。
         
 
前年度のキャリアデザインⅠへ
 
平成25年度から、就業力科目である「キャリアデザインⅠ」につながる科目として開講しました。

平成25年度の履修者は107名となり、2年生の2/3以上が履修しています。

この「キャリアデザインⅡ」では、プレゼンテーション向上に重点を置き、その過程において業界研究を行います。
プレゼンテーションの基礎知識の習得し、表現力、伝達力を向上して、業界、企業、職種の理解を深めて、自分のやりたいことに結びつく企業を
見つけられるように導くことを目的として行います。



授業は、4~6人の少人数グループで行います。

グループごとにテーマを決め、メンバーは何を調べてくるのかの担当決めを行います。
ポートフォリオも活用し、各担当が調べてきたことを元にグループワークを行います。

         
 
         
 
第8回以降は、業界研究に取り組みました。職業意識アンケートに基いて7つのグループに分かれ、食品、電子部品といった業界やそれに属する企業を調査し、発表しました。
最後に就職として企業を選ぶ時の観点について、意見交換しました。
 
         
 
         
 
         
 
 
 
通常のインターンシップと違い、企業人が大学に出向き、学生が1日社員としてグループワークを行います。
企業から与えられた課題をグループで解決し、就職するために必要な能力を身に付けることを目的とします。

平成25年度は、参加学生61名で行いました。


【実習前指導6/26、7/24】

6/26、7/24の実習前指導では、ウェビング、ブレーンストーミング、KJ法といった創成活動の基礎を学ぶと共に、
グループワークにおいて、挑戦、創造、コミュニケーションの経験を積みました。

 
①アイディア出して ②ポスターつくって  
 
 
③プレゼンやって ④みんなで聞く  
 

  【学内企業実習9/12】
 
  参加した企業は、4社で、各社異なるテーマで実施しました。
学生は、各社3チームに分かれ、課題に取り組んで、成果発表を行いました。
3チームの成果発表から優秀グループが選ばれます。
最後の全体発表で、各社の優秀グループによる成果発表を行いました。
その後に、企業の講師から講評を頂きました。

・企業講師の中には本学卒業生もいて、後輩の指導をして頂きました。
・東京オリンピックのこともあり、学生はプレゼンテーションに力が入りました。
・企業講師からは、「夢物語でない、現実的な提案が出た」とのコメントがありました。

    ①佐藤食品工業株式会社
     「新しいニーズの包装餅の提案」
  
  ②株式会社北村製作所
     「どんなアルミバン(配送車)が使い易いかな? ***配送屋さんになったつもりで考える***」
  
  ③中越クリーンサービス株式会社
     「未来の福祉用具考察について」
  
  ④株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟
     「次世代の高速道路について」
 

  佐藤食品工業株式会社コース
  「新しいニーズの包装餅の提案」

今まで食べた事のない人に繰り返し買ってもらえるような商品を考える。
 
  ①企業説明および課題説明 ②餅の試食
 
 
  ③餅の特性理解 ④アイディア出し
 
 
  ⑤プレゼンテーション資料作成 ⑥プレゼンテーション
 

  株式会社北村製作所コース
  「どんなアルミバン(配送車)が使い易いかな? ***配送屋さんになったつもりで考える***」

「どんな物を-どんな地域で-どんな人に運ぶのか」を設定して、どんなアルミバンで運んだら効率的だろうか、そして、
受け取る人に喜んでもらえるだろうか? を考える。
 
  ①企業説明および課題説明 ②アイディア出し その1
 
 
  ③アイディア出し その2 ④アイディア出し その3
 
 
  ⑤プレゼンテーション資料作成 ⑥プレゼンテーション
 

  中越クリーンサービス株式会社コース
  「未来の福祉用具考察について」

未来の福祉と用具はどうなってゆくのか。介護保険はどのようになってゆくのか。福祉用具の構造面や制度的な側面も
含めて、未来を考える。
 
  ①企業説明および課題説明 ②アイディア出し その1
 
 
  ③アイディア出し その2 ④ケータイ・スマホで情報収集
 
 
  ⑤教室風景 ⑥プレゼンテーション資料作成 その1
 
 
  ⑦プレゼンテーション資料作成 その2 ⑧プレゼンテーション
 

  株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟コース
  「次世代の高速道路について」

次世代に新潟県の高速道路を引き継ぐため、将来どうなってほしいか、どうすればもっと便利になるかなど、
色んな観点から施策を考える。
 
  ①企業説明および課題説明 ②アイディア出し その1
 
 
  ③アイディア出し その2 ④アイディア出し その3
 
 
  ⑤プレゼンテーション資料作成 ⑥貼ってみる
 
 
  ⑦できた! ⑧内容確認
 
 
  ⑨成果発表(優秀グループ選定) ⑩30年後はこうなる!
 
 
  ⑪聞いてます ⑫プレゼンテーション

  【事後指導9/25】
 
  9/12の学内企業実習と同一メンバーでふりかえりを行いました。

「感じたこと」の一部を紹介します。
・他学科、他学年の方々とグループ活動をすることで、今の自分に足りないもの、改善しなければならないことなど
 様々な事柄について考えることが出来た。
・限られた時間の中で成果を出すことの難しさを感じた。納期を守ることの大切さがとても良くわかった。
・普通の授業では体験できない事だったので難しかった。しかしながら、とてもやりがいがあり次もやってみたい面白い内容だった。
 次も機会があれば参加してみたい。
・今回工学プロジェクトに参加してとても楽しかった。
・企業の方々に大学に来てもらって自分たちが課題についてまとめ、発表したものに直接コメントを頂けるのはとても貴重な経験。

 
 
 
 
 
 
前年度の工学プロジェクトへ
 
1期生が進級した平成9年度から開講しているインターンシップ科目です。

実社会のものづくりの現場に触れ、大学で学ぶ工学知識との関連を知るとともに、今後の学習の方向性を認識することを目的として行います。
さらに、実社会において仕事をしていく上で、人間力(挑戦力、創造力、コミュニケーション力)も重要であることを学びます。

【履修状況】
履修学生人数:93名(履修率60%)
実習先企業数:57社



【企業の実習担当者からの講演】
2/14の全体ガイダンス②では、企業の実習担当者からの声を直接うかがう説明会を実施しました。
職業実習で得られることや、その後に何が変わるのかなどを聞く良い機会となりました。
この説明会を経て、履修を希望する学生は仮履修登録を行いました。

【実習前の全学ガイダンス】
7/11の全体ガイダンス④では、職業実習報告書の書き方について説明がありました。
実習前の「志望理由や学びたい内容」、実習中の記録、実習後のふりかえり、をきちんと書くことで、
職業実習がより有意義になります。

 
 
【職業実習実施】
8/19(月)~8/30(金)の2週間行いました。

 
新潟県柏崎市の「アイビーリサーチ」で、
特許の先願調査を行いました。
新潟県新潟市の「佐藤食品工業」で、
他大学の学生と一緒に、
「餅の新メニュー」の企画立案を行いました。
 
 
 
「佐藤食品工業」では、課題解決型インターンシップの総まとめとして、
企業の皆さんの前で、企画のプレゼンテーションを行いました。

 
1/14に、新潟県新発田市で第十回「城下町しばた全国雑煮合戦」が開催されました。
このイベントには「佐藤食品工業」で行った職業実習での企画をもとにした「炙・豚巻き鶏つくね雑煮」が、「佐藤食品工業」から発売されました。
 
 
 
学生も検討に携わった雑煮を味わいました。
「炙・豚巻き鶏つくね雑煮」は、準グランプリに輝きました。
 
 
【職業実習報告会】
10/30に、学科別に職業実習報告会を実施しました。
この報告会では、職業実習の体験談、実習を受ける前と受けた後どのように意識が変わったか、
履修するメリット、実習先の選定アドバイスなどを、2年生に向けて伝えました。

 
 
職業実習に参加した3年生へアンケートを取りました。

「今後の就職や進学を考える上で、職業実習はよい経験になったか」という設問では、
3/4の学生が「とてもよい経験となった」、1/4の学生が「よい経験になった」と回答しました。


また、後輩(2年生)へのアドバイスとして、

  ・大学生活では味わえない感覚、緊張感の中で働くので、将来働く時に役立つと思うので、職業実習はした方が良いと思う。
  ・会社を調べるだけではその企業のことはわからないので、実際に実習に行く事をおすすめします。
  ・時間を取ってでも、行くべきであり、怒られることや、注意されることを学ぶべき。
  ・ぜひ履修することをすすめます。また、やりたいことをあらかじめ企業の方に言っておくとそれに該当する部署にいけると思う。
  ・自分の強みや弱点などが見えてくるので、経験した方がよい。
  ・インターンシップは、業界について良く分かります。インターネットの情報や雑誌などでは、分からない事が身をもって体験できるので
   ぜひ参加してください。
  ・絶対に行くように。行かなきゃ損すると言っても過言ではない。
  ・職業実習は企業で働くという事ができ、自分の夢見た仕事についての業務をくわしく知るチャンスなので、ぜひ受けるべきだと思う。
  ・自分のやりたい仕事がわからない人は実習に参加し、進路を決める材料にしてもらいたいです。
  ・どのような職種につくか迷っている人も、すでに決めている人にも学べることがたくさんあり、見識が広がると思います。
  ・就職希望の人は必ず職業実習に行った方がよいと思います。
  ・働くことについても学ぶことができる。
  ・自分から仕事をさがしに行く思いでいるといい。
  ・目的を予め持つことが大事です。仕事が無くなったら、積極的に仕事をもらっていくと、今後の役に立ちます。職場の人とたくさん
   話してみて下さい。おもしろい事を聞けますよ!
  ・元気よく、あいさつをしっかり、先入観をもたないで、わからないことがあったら素直に聞くようにする。

といった意見がありました。



2年生向けスケジュール


【職業実習報告会】
10/30に、学科別に職業実習報告会を実施しました。
この報告会では、職業実習の体験談、実習を受ける前と受けた後どのように意識が変わったか、
履修するメリット、実習先の選定アドバイスなど、3年生の発表を聴講しました。

 
 
【企業の実習担当者からの講演】
12/11の全体ガイダンス②では、企業の実習担当者からの声を直接うかがう説明会を実施しました。
職業実習で得られることや、その後に何が変わるのかなどを聞く良い機会となりました。
学生は、職業実習を履修するかしないか、履修するとしたらどの企業に職業実習に行きたいのかの意向調査を行いました。

 
 
 
 
 
前年度の職業実習へ
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