受験生の方へ

学部・大学院 先輩メッセージ

  • 吉原 聖貴
  • 吉原 聖貴さん

    博士後期課程3年 バイオメカニクス・UD研究室
    指導教員:笹川 圭右 教授

研究室を選んだ理由は。

様々な分野で活かすことのできる有限要素解析やプログラミングを学ぶことで、今後自分の活躍できる機会が増えると考えました。 また、自分で考え工夫して研究を進めることができる点にも惹かれ、選びました。

どんな研究をしていますか。

医療分野における問題を、有限要素解析を用いた工学技術を用いて解決したいと考えています。 医療分野の研究では失敗が許されず、倫理的に実験が困難でありデータが取りにくいといった場合が多々存在します。 工学技術である有限要素解析は実験が困難である状況への適用が可能であるため、ヒトを対象とした事象の研究に非常に有効です。 そこで、有限要素解析を用いて使いやすい医療器具や適切な術式の選択を可能にする知見が得られるような研究を行っていきます。

研究で苦労したこと、エピソードなど。

自分で研究方法を考え改善していくことに一番苦労しました。研究室では自分で様々な工夫や発想をする必要があります。 そのため始めの頃は何をするか、どこから準備をするべきか悩みました。 そういう時は簡単な研究を行ってみる、指導教員や友人に相談して少しずつ決めていくなどをして慣れていくとよいと思います。

現在の研究を今後どのように活かしたいですか。

有限要素解析は大学での研究内容に限らず様々な分野で使用することができるので、自分で新たな活用場所を考え活かしていきたいです。

修了後の進路。さらに進学?就職ならどんな分野、業種、職種、地域などの希望は。

博士課程で身に付けたスキルを活かして製品開発や研究を行うことを第一目標として考えています。

大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージ。

大学院では今まで以上に研究に力を入れることができます。研究することや何か考えて工夫することが好きな人はぜひ大学院に進学して、 心ゆくまで楽しんでください。研究発表も行いますが、自分が行った研究に自信をもって発表を行えば心配いりません。 学部では挑戦できなかった活動や資格、趣味など自分の興味があることに挑戦して有意義な大学院生活を送ってください。

  • 藤間 一希
  • 藤間 一希さん

    勤務先: 小柳建設株式会社
    修了年度: 2020年度 生活環境・空間デザイン研究室
    指導教員: 黒木 宏一 准教授

在学中はどんな研究をしていましたか。

「まちの風景と建築」をテーマにした修士設計を行いました。柏崎の商店街を対象とし、そのまちの風景をつくりだしている要素をデザインの試料としてサンプルを作成し、それを元にして設計することで風景から建築する可能性を見出す設計を試みました。

現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

1つの建物を現場で1から管理する施工管理という職種に魅力を感じる中で、今の会社はDX事業に力を入れており、これからの建設業界を牽引していく可能性を感じ、自身もITを活用した現場監督になりたいと思い、入社を決めました。

現在の主な仕事内容は。

現場の施工に関する図面、書類の作成、協力業者と納まり、工程の段取りを行っています。

現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

大学院に進学したことにより、より専門的な学びができたため、学部卒業後に就職するよりも専門的な用語等を知った状態で働けたことがよかったと思います。

大学院へ進学してよかったと思うことは。

人の前で話す能力が鍛えられました。発表する機会が多くあったことや毎週のゼミで後輩にアドバイスしていたため、どうすれば相手に伝わりやすいかを考えることができてよかったと感じます。また、自身が将来どうしたいかを考えるのによい2年間でした。

大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージ。

自身がこの先何をしたいのかが不透明であれば、大学院へ進学して自身のやりたい研究をしながら今後の自分について考えてみてもよいと思います。また、大学院で資格を取得すれば、就活に役立つと思います。

  • 酒井 淳一
  • 酒井 淳一さん

    勤務先: 株式会社ツガミ
    修了年度: 2013年度 医療・福祉工学研究室
    指導教員: 寺島 正二郎 教授

在学中はどんな研究をしていましたか。

筋ジストロフィー等の重度障害により手足を自由に動かせない方のために舌で電動車椅子を操作するためのリモートコントローラの開発を行っていました。

現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

小さい頃からものづくりに興味があり、ものづくりの原点である工作機械に興味があったからです。

現在の主な仕事内容は。

CNC精密自動旋盤の開発を行っており、2D・3D CADを用いてメカ設計を行っています。

現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

職場では頻繁にプレゼンを行う機会があるため、学会等での資料作成や発表経験が活かされていると思います。また大学院では研究活動が主体となり実際に部品の設計から装置の完成までの一連作業を経験できるので非常によい経験になったと思います。

大学院へ進学してよかったと思うことは。

大学院で学んだ基礎知識は今の仕事でも役立っていますし、3DCADも大学と同じソフトを使用しているので苦労することなく業務に取り組むことができました。また、研究ではものづくりの楽しさを改めて感じることができ、職業選択の際の決め手になりました。

大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージ。

より高度な専門知識や研究を学びたい人はもちろんですが、まだ将来何をしたいか分からない人や自分にどんな職業が向いているか分からない人でも大学院に進学することでわかる部分もあると思いますし、大学院で学んだことは決して無駄にはならないので、大学院進学も検討してみてください。私は心から大学院に進学してよかったと思います。

  • 上野 顕司
  • 上野 顕司さん

    勤務先: 三洋化成工業株式会社
    修了年度: 2008年度 生物化学工学研究室
    指導教員: 斎藤英一 教授

在学中はどんな研究をしていましたか。

ウナギの皮膚から分泌される粘液に含まれるタンパク質の同定や分析をしていました。対象は主にタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)とその阻害剤です。大量に仕入れたサンプル(ウナギ)の粘膜を研究室のメンバー総出で採取したのはよい思い出です。

現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

当社は規模のわりに広範囲な製品を取り扱っていた為、他の化学メーカーと比較して魅力的に思い面接を受けました。本当は研究職を志望していましたが、営業職として採用されました。技術営業のため、大学で学んだ知識は役に立っています。

現在の主な仕事内容は。

法人向けにウレタンやアクリルを中心とした機能性樹脂の販売をしています。新製品の開発や企画に関わることも多く、研究部のスタッフを含めたメンバーと共に新たな価値を市場に提案しています。

現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

大学院で学んだ化学全般の知識と研究経験は、社内外の研究員と会話する際の基礎知識として役に立っています。修士として学部生を取り仕切った経験も、コミュニケーションの面で役に立っています。知識と経験の両立ができることが大学院のよいところです。

大学院へ進学してよかったと思うことは。

ひとつの研究テーマに集中して向かい合えた経験は、営業職の現在も役に立っています。また、学部生を含めた研究室のリーダーとしてチームを纏めた経験は、人間力を磨けた貴重な体験だったと感じています。

大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージ。

企業の特に研究職は大学院進学者を採用するのが当たり前になっています。そのため、卒業するだけでは他の人との差別化はできません。在学中に何をしたのか、どのような実績を残せたのかが重要になりますが、そういったことを意識することで人生においてかけがえのない期間となるはずです。

  • 遠藤 尚人
  • 遠藤 尚人さん

    勤務先: 株式会社NS・コンピュータサービス
    修了年度: 2008年度
    指導教員: 角山 正博 教授

在学中はどんな研究をしていましたか。

企業と連携してポンプの自動故障診断システムの開発を行いました。ハードやソフトの自動診断システムは、今もなお研究を求められ続けている分野です。

現在の勤務先・職業を選んだ理由は。

新潟県内トップクラスのIT企業であるため。採用面接で述べた志望動機は「地元の長岡市に貢献できること」かつ「活躍の場が県外や海外にもあること」でした。

現在の主な仕事内容は。

自動車に搭載するメーターやヘッドアップディスプレイのシステム開発にSEとして携わっています。お客様の要望を聞き取り、それを実現するためのプログラム指示書を作成し、完成した製品がお客様のご要望と合致しているか確認します。

現在の仕事で「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。

SEという職種にとってコミュニケーション能力が必要となる場面がこんなに多くあるとは想像していませんでした。少ない労力で誤解なく情報を受け取り、伝えることが重要です。その能力が大学院での研究発表によって養われました。

大学院へ進学してよかったと思うことは。

大学院への進学は研究室に配属された時から決めていました。研究成果を満足いく形にするには学部卒業までの期間では足りないと感じたためです。目標を定めて主体的にやり遂げることができるという自信に繋がっています。

大学院への進学を考えている、または今後考える人へのメッセージ。

大学院での時間を、将来を考えるために活用することは決して後ろ向きではありません。就職先によってその後の人生観が大きく変わると思うため、焦ってほしくありません。私は、子供の頃から「胸を張れる生き方をしたい」と考えていました。お金を得る方法もその一つです。今の会社に就職できたことで胸を張れる生き方ができ幸せです。