平成25年度PBL実習 |
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平成25年度のPBLは、10テーマを実施しました。 |
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①ETソフトウェアデザインロボットコンテスト(ETロボコン)2013への出場 |
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LEGO Mindstormsを用いて製作したロボットにオリジナルのソフトウェアを搭載し競うコンテストであるETロボコンの北関東大会へ参加することを目的として行います。チームを2つ作り、 勉強会、情報共有を目的とした報告会等を行います。また、北関東大会へは、学内で予選を行い、優秀だったチームが参加します。
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北関東大会への参加に向けて、ロボットを作成し、走行試験を行うためのフィールドを作成し、ロボットを走行させました。
実際に北関東大会へ参加しましたが、完走できず残念ながら棄権となってしまいました。しかし、今後の課題等を明確にすることができました。
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②災害時の活用を目的とした小型水車の開発 |
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災害発生時に用水路へ取り付け、発電を行う小型水車について検討を行います。水車の基本設計、試作及び実験については、柏崎工業高校の電気科(防災コース)及び地域の関係者と協同で進めます。
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柏崎工業高校 電気科防災エンジニアコース9名の生徒と合同で勉強会を実施しました。
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小型水車の設置場所である柏崎市内の野田を訪問し、水況調査を行いました。
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柏崎工業高校の生徒と共に、水車の設計、製作を行っています。
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試作した2台の水車(下掛け、中掛け)で公開実験を行いました。
公開実験の様子は、テレビ新潟、新潟日報で報道されました。
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③模型を使った柏崎市中心部の都市デザインの提案 |
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柏崎市中心部(えんま通り商店街など)の地域模型を作成し、その模型を使って中心部の都市デザイン上の課題を把握するとともに、柏崎市の将来あるべき都市空間像をワークショップ(WS)を通して模型上でスタディし、最終的には約10年後の柏崎市中心部の都市デザインを提案します。なお、複数回開催予定のWSには、学外の建築・都市計画関係の実務者や専門家にも参加していただく予定です。
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柏崎中心部の建物や風景の写真を収集しています。
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収集した写真をもとに、模型を作成しました。
※模型は、柏崎えんま通り北側
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柏崎の地元の会(-まち会(みんなでまちづくりする会)-)の方々とえんま通りのデザイン考案のWSを実施しました。
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④地域活性化企画の立案 |
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我が国は、地方小都市の衰退が社会の課題となっており、その活性化としてさまざまな取り組みが行われています。近年は、若年層、特に学生からアイディアを募る例が見受けられます。本取り組みでは、十日町市や柏崎市を対象とした地域活性化企画の立案を行います。
十日町市主催の「十日町市ビジネスコンテスト」参加を課すと共に、柏崎商工会議所の「柏崎に関する研究発表会」での発表も計画しています。
ビジネスのアイディアを生み出すことから創造力の伸長が、またグループでの活動からコミュニケーション力の伸長が期待できます。さらに、コンテスト出場によって他大学学生の活動を間近に見ることを通して良い刺激を受け、最終的には挑戦力の伸長をも意図しています。
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十日町市をターゲットをとし、企画を立案しました。
十日町市を2つのコースで視察しました。
・働く女性コース
・公共施設コース
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⑤学生フォーミュラEVのカウリングの空力最適設計及びFRPによる制作 |
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機械制御システム工学科・門松研究室のチームが参加する学生フォーミュラEVコンテストの車体で使用するカウリング部分の空力特性をCFD(数値流体力学)によって検討し、最適な形状を見出し、実際にFRPで制作します。
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デザインをCADでモデリングし、FRPでカウリングを制作しました。
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⑥三次元ライフゲームを用いたLED電飾の製作 |
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512個のLEDを各辺8個の立方体状に配置し、誕生、死亡、及び生存のルールに基づいて世代交代を繰り返すライフゲームに従って各LEDが点滅する電飾を作成します。LEDは誕生した時に点灯し、生存ではそのまま点灯し続け、死亡した時に消灯します。表示装置を作成した後、ルールに基づいてLEDを制御するプログラムを作成し、H8マイコンにダウンロードして装置を構成します。
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メンテナンスしやすく配線が見やすい構造の「引き出し型」フレームを作成しました。
フレームに、LED部品の取り付けを行いつつ、回路設計も行っています。
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⑦みる・つくる・批評する・伝える、建築ガイドmap Niigataプロジェクト |
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新潟県内の著名な建築の建築写真撮影・模型作成・学生の目線での建築批評を通じて、ビジュアルな建築ガイドmapを作成します。
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インターネットサイト新潟建築MAP‐Googleマップより新潟の建築作品から候補を選び、
その中から写真撮影をする建築作品の選定をして、現地に赴き、建築物の写真を撮り始めています。
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⑧C言語学習サイトの構築 |
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Web上でC言語ソースコード入力(またはソースコードペースト)、コンパイルおよび実行可能なサイトを構築します。本サイトが完成すれば、教師はソースコードの問題にリモートで対処でき、かつ、全学習者の理解度をリスト形式で確認することができます。また、スマートホンやタブレットでもC言語の学習が可能になります。C言語初学者は、小さなつまづきで貴重な学習時間の大半を失うため、本成果物の効果を期待しています。
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利用するサーバには、VirtualBoxという仮想マシンを構築するソフトを利用し、仮想Linuxマシン環境を構築しました。
利用する端末は、スマートフォンを想定しているため、デザインをシンプルにし、操作方法もわかりやすくしました。
コンパイル・実行は、ホスト側ではなく、ゲスト側で行うため、危険なコードを実行したとしても、ホスト側には影響を少なくするといったことなどを考慮しました。
http://ish.iee.niit.ac.jp
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⑨緑のカーテンによる学内の温熱環境の改善と学生への環境意識の啓発 |
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緑のカーテンの育成計画(建物との調和、植物の選定、緑のカーテンの傾斜条件など)を立て、施行と育成(限られた人的資源と予算での施行(育成)方法)について検討します。
緑のカーテンの有無で温度がどのように変化するか、温度変化を一定の時間毎に測定して評価を行います。
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緑のカーテンを設置する学内の場所と植える植物の検討を行い、
植える植物は朝顔とし、プランターで育て、教室脇に設置しました。
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朝顔の生育が芳しくないため、ゴーヤを追加で植えました。
朝顔は培養土が少なかったのが原因で、根が十分に育たず、培養土の追加と濃度の低い肥料を追加しました。
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⑩紙飛行機の記録にチャレンジ |
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紙飛行機には「折り紙ヒコーキ」と「切り紙ヒコーキ」の2種類があります。両方とも滞空時間と飛行距離および的当ての3種の競技があり、その構造設計と製作技術の開発によって良い記録を出すことに挑戦し、”楽しんどい”モノづくりを学びます。
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スカイキングという折り方の紙飛行機を作成し、学内の講堂で飛距離、滞空時間の測定を行いました。
競技の一般の部参加基準が、飛行距離が25m以上、滞空時間が10秒以上となっているので、それを目標に行っています。
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