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国際ジャーナルに論文が掲載されました
当センターで実施した研究成果が、専門家による審査を経て、国際学術誌 Building and Environment に掲載されました。
本研究では、建物まわりの風の流れや換気の仕組みを、コンピュータシミュレーション(CFD)を用いてより正確に予測する方法について検討しました。特に、都市や建築分野で広く使われている「k-ω SSTモデル」という手法に着目し、その精度や特徴を詳しく評価しています。
本論文では、従来よく使われてきたモデルと比較しながら、k-ω SSTモデルが風のはく離や再付着といった複雑な流れをより適切に表現できることを示しました。一方で、風速のピークや拡散の一部には課題も残ることが明らかとなり、今後の改良に向けた重要な知見が得られました。
これらの成果は、建築物周辺の強風の予測や自然換気の設計、都市環境の快適性・安全性の向上に貢献することが期待されます。
なお本研究は、当センターの協力研究員であるMohammadreza Shirzadi 氏(広島大学)との協働で行われました。
Shirzadi, M., Tominaga, Y., 2026. Comprehensive evaluation of the SST k-ω model for building environment applications: Comparison with k-ε models, LES, and wind tunnel experiments, Building and Environment, vol. 297, 114566



