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子どもたちに風の科学をレクチャーしました
令和4年度新潟ジュニアドクター育成塾のマスタープログラム講座の受講生16人が9月18日(日)、風・流体工学研究センターを訪れました。
新潟ジュニアドクター育成塾は、算数や理科への好奇心が強く、行動力・人間興味力が高い地域の児童・生徒を発掘し、その能力・資質を育成する2段階の教育プログラムを実施することを目的として、新潟大学が実施機関となり、県内の大学や研究機関と連携しながら運営しているものです。
この日は「自然と人」講座のテーマの一つとして、「風の科学」と題し、富永禎秀センター長が講師を務めました。
午前中の講義1では「風が吹く仕組みと我々の生活との係わり」のテーマで、風はどうして吹くのでしょうか?という疑問から出発して、風によって起こる身の回りの現象や問題についての理解を深めました。その後、国内最大級の風洞実験装置で風速10m/sを体験したり、風によって起こる振動実験を行いました。
午後の講義2では「新型ウイルス対策にも役立つ室内の風の流れのシミュレーション」のテーマで、窓の配置によって換気の性状がどのような変わるかを風洞実験によって学びました。
生徒たちは、風洞内の強風に歓声を上げながら、風の力や不思議について、実験を体験しながら楽しく学びました。
富永センター長の講義
左:流れの説明 右:風の強さを測定
風洞実験装置で風と振動を体感