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富永センター長が筆頭著者の論文が国際ジャーナル誌に掲載されました
富永禎秀センター長が筆頭著者の論文が、専門家の審査を経て、国際ジャーナルJournal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics誌に掲載されました。本学の大型風洞を用いて、砂面上の物体周りの砂粒子の浸食・堆積過程を詳細に計測するとともに、それを富永教授らが提案する数値シミュレーション手法によって精度よく再現できることを示したものです。
風洞実験は、本学の学生が参加して実施されました。なお、共著者の東北大学・持田灯教授は1995~1999年の間、本学の助教授を務められました。本技術は、新潟県のような冬期の季節風の強い地域の沿岸部における飛砂防止工法の開発への利用が期待されます。
Tominaga, Y., Okaze, T., Mochida, A., 2018. Wind tunnel experiment and CFD analysis of sand erosion/deposition due to wind around an obstacle, Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics, vol. 182, 262-271.
当時の実験の様子と数値シミュレーションの結果の一例です。