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特任研究員就任のお知らせ

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特任研究員就任のお知らせ

 風・流体工学研究センターではこのほど、イランからMohammadreza SHIRZADI(モハンマッドレザ シルザディ)さん(36)(写真)を期間付特任研究員としてお迎えしました。流体の数値シミュレーションが専門の同氏は、本学で風洞実験装置を使った研究をした経験があり、来年3月まで、同センター長の富永禎秀教授とともに研究を行う予定です。小さいころから日本に興味があったというシルザディさんに、日本での暮らしについて聞きました。

---日本には以前にも来たことがあるそうですね。
SHIRZADI はい、昨年の4月から7月まで、東北大学(仙台市)でかつて新潟工科大学にもいた持田灯先生のもとで研究員として滞在していました。その間にひと月ほど、富永教授のもとでも研究していました。以前から新潟工科大学の風洞実験装置を使った研究をしたかったのですが、今回実現できてとてもうれしく思います。

---まだ着任して間もないですが、柏崎での暮らしはいかがですか。
SHIRZADI とても快適です。特に最近は晴天が続いてますから(笑)。以前、柏崎に来たときも4月で、まだ柏崎の冬を知りません。新潟の冬は寒いと聞いているので、早く雪を見てみたいです。

---イランはどんな気候ですか。
SHIRZADI イランは大きな国で、地域によって異なります。中心部は乾燥していますが、私の住んでる北部と南部は海に面していて湿気が多く、柏崎とよく似ています。

---今は独り暮らし?
SHIRZADI はい、大学の近くのアパートで独り暮らしです。

---どんな生活を?
SHIRZADI 仕事が終わると市立体育館で体を動かしています。

---食事の面は?
SHIRZADI ラーメンが好きです。場所によっての違いなどは分かりませんが(笑)、そばも含めて麺類は好きですね。あと学生食堂のカレーライスがとても気に入ってます。

---家族は?
SHIRZADI 両親と弟、妹がいます。父は現役を退いており、弟は電子技師です。妹には3人の子どもがいます。(机の上には甥と姪の写真がありました)

---日本に興味を持ったきっかけは?
SHIRZADI 1980年代、イランは隣国イラクと戦争していて悲しい時代でした。父は軍隊に行って、子どもだった私はゲームをすることが唯一の楽しみでした。そのゲーム機が日本製だったので日本に興味を持ち、いつか日本に行ってみたいと思うようになりました。

---実際に日本に来てみてイランとの違いで驚いたことはありますか。
SHIRZADI たくさんありますよ(笑)。日本人は勤勉で規則正しく、他人を尊敬しますね。そんな民族はイランどころか世界のどこにもありません。日本の人たちはこれをもっと誇りにすべきだと思います。

---最後に、今後について抱負をお願いします。
SHIRZADI 日本語が分からないので限られた範囲でしか生活していませんが、これからは地域の活動などにも参加できればいいですね。

---ありがとうございました。

 

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