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当センターで実施した研究成果が、専門家による審査を経て、飛砂や砂丘などに関する国際学術誌Aeolian Researchに掲載されました
本研究では、風によって砂が移動することで地表面の形状が変化し、その変化がさらに周囲の風の流れに影響を与える現象を、コンピュータシミュレーション(CFD)によって再現する方法について検討しました。特に、砂面の変化に応じて計算格子を逐次変形させる「動的メッシュ(Dynamic Mesh)」を用いることで、風の流れと砂面形状の変化を相互に連成させて計算する手法を構築しました。
角柱および円柱周辺の飛砂現象を対象として風洞実験との比較を行った結果、砂面形状の変化を考慮することで、固定した砂面を用いる従来の計算に比べて、障害物周辺の侵食・堆積の分布をより適切に再現できることを示しました。一方で、円柱周辺などでは定量的な予測精度に課題が残ることも明らかとなり、今後のモデル改良に向けた知見が得られました。
本研究は、昨年まで当センターの特任研究員であったJiang Zitao(蒋子韜)さんが中心となって実施したもので、CFD解析結果の一部には本学卒業生の五十嵐潤さんの卒業研究の成果が活用されています。
Jiang, Z., Ikarashi, J., Tominaga, Y., 2026. Coupled simulation of airflow and sand surface evolution around a bluff body: Dynamic-mesh CFD analysis with wind tunnel validation, Aeolian Research, vol. 77, 101083



