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「屋根雪の“重さ”」を体験教材で紹介 - 学生アイディア展 in 魚沼市に出展
2025年10月25日、富永禎秀センター長の研究室所属の4年生・渡邉暫玖さんが「学生ものづくり・アイディア展 in 魚沼市」(主催:新潟工科大学、共催:魚沼市、一般社団法人魚沼ものづくり振興協議会、会場:魚沼市総合体育館)に参加し、屋根雪の重さとその危険性を体感的に理解できる教材の展示を行いました。これは当センターのメンバーが中心になって進めている「屋根雪荷重リサーチコアステーション(RCS)」の活動の一環であり、富永センター長をはじめ、構成員である五十嵐賢次教授、涌井将貴准教授がアドバイザーを務めました。
展示タイトルは「見た目じゃわからない!屋根雪の“重さ”を体感で知る教材の制作」。屋根に積もる雪は一見同じように見えても、その密度によって重さが大きく異なります。この教材では、見た目が似ている2種類の白いビーズ(発泡スチロールと樹脂)を用い、手に持ったときの“重さの違い”を通じて、屋根にかかる荷重の違いを実感できる工夫を施しています。あわせて、大学内に建設された「準実大実験棟」の1/10模型も展示され、屋根に積もる雪の荷重が建物に与える影響をより具体的に理解できるようになっています。
今後も、地域の防災・減災につながる研究成果をわかりやすく社会へ発信し、地域課題に即した技術開発に貢献してまいります。
  
  