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佐渡市で防災セミナー「風災害への対策と備え」を開催しました
8月20日(木)に、防災セミナー「風災害への対策と備え~建物や農作物への被害を中心として~」を佐渡市と風・流体工学研究センターとの共催で開催しました。またJA佐渡、JA羽茂様から後援いただきました。当日は、市民・企業・JA・行政の関係者など、約40名の方が参加しました。
冒頭、風・流体工学研究センター長の富永禎秀教授が、同センターの設置の経緯とこれまでの活動を紹介。次に佐藤栄一教授(本センター運営委員)が「農業用水に適用可能な小水力発電」と題して、小水力エネルギーと発電システムの開発事例、農業用水の利活用等を紹介しました。続いて、富永センター長から「風害の実態と防風対策について」をテーマに、佐渡地域における風の実態調査や強風による被害調査の概要と建物や農作物への強風被害対策について解説しました。
参加者からは「身近なケースを具体的かつ分かりやすく説明されていて良かった」「大変興味深く拝聴させていただいた」「もっと詳しくお聞きしたい」などの感想をいただきました。
当センターでは、今後も本学と佐渡市とのパートナー協定の枠組みの中で、佐渡における風に関する課題解決に取り組んでいきたいと考えています。
左:富永センター長、右:佐藤教授