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学会誌に論文が掲載されました
当センターで実施した研究成果が、専門家の審査を経て、学会誌に掲載されました。
この論文は、加速度計測によって屋根積雪荷重を推定する方法を提案し，その有用性を実在の木造2階建て建築物を対象として検証したものです。加速度計測結果から同定した固有振動数の変化に基づいて推定された屋根雪荷重は，スノーサンプラーで実測した屋根雪荷重と同様の結果を示しました。これにより，定量的に屋根雪荷重を推定することで，積雪深のみの判断よりも，適切に雪下ろしの実施時期を判断できる可能性が示されました。
涌井将貴, 渡辺龍, 富永禎秀, 伊山潤, 2025. 加速度計測による屋根雪荷重の推定方法に関する研究 実在の木造住宅を対象とした検証, 日本雪工学会論文集, 第41巻, 第1号, 1-8